メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【渡辺勝幸4686号】君子の交際は淡々としているため永続的

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4686号 令和5年7月14日(金)発行   発行部数 11,451 部 【君子の交際は淡々としているため永続的】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【君子の交際は淡々としているため永続的】 「其の進むこと鋭き者は、其の退くこと速かなり」、 勢いよく進みすぎるものは、 退き衰えることも早い、 とありますが、やめるべきところでかえってやめず、 手を抜くべきところでかえって手厚くするという態度は、 一時の感激のあまりにするもので、 至誠から発し、最後まで衰えぬものではないので、 その勢いよく進む時には、やめないものも手厚きものも、 とても及ばないほどでありますが、 退き衰えるとなると極めて早く、 時勢が変ると、まったく跡もなくなってしまいます。 これが『孝経』の 「自分の親を愛せずに他人の親を愛することを悖徳、徳に反した行為といい、  自分の親を敬わずに他人の親を敬うことを悖礼、礼に反した行為という」 ということばの意味であります。 世のなかには、もちろん自分の親を愛敬せず、 他人の親を愛敬するものがありますが、このような、 一時の感動から本末を転倒した行動は、結局は長続きすることはないものであります。 以上の理由から、 「君子の交際ぶりは水のごとく淡々としており、  小人の交際ぶりは、醴のように美味である」 といわれており、 その交際の調子もわかることであって、 君子の道義による交際は、淡々たるが故にいつまでも変らず、 小人の利欲のための交際は、濃厚なるが故に久しからずして変ってしまうのです。 宋の范魯公の詩に、「世を挙げて」云云、

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
  • 660円 / 月(税込)
  • 日刊