【クレモナ通信】第336号
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◇『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ 【クレモナ通信】 第336号 2023年7月17日
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1.今週の一言
おはようございます。
最近、地方の自治体の文化行政について考えることが多くあります。実は、大阪府知事より委嘱された「アーツマネージャー」での活動の前に下調べをしているのですが、大阪府下の自治体はそれぞれ文化活動に対して、独自に助成をされており、工夫を凝らした活動をしていると積極的に評価することができます。
ただ、どの自治体も打ち出し方、特に作文が下手くそだと言わざるを得ません。これは単に国語力が不足しているという問題だけではなく、新生活の文化についてどのようにしていきたいのか、思慮深くないということに起因していると思います。
一方で、文化や芸術を言葉にして発信するというのは、クレモナでも随分悩んでいるというのは読者の皆さまにもお分かりいただけると思いますが、自治体でも同様に、言語化する作業に戸惑われていて、ヘンテコな文章となっているように思います。
笑えない話ですが、まるで、1950年代スターリンのソビエト連邦の時代の宣伝文句のように思えて、めちゃくちゃ左寄りな文章を真面目に書かれているのを読んで、失笑するばかりです。やはり役所が、芸術の表現に言及する時点で、左派っぽくなるのは致し方がないのかも知れませんが、その表現を自由にさせてもらえないのが、いささか不安に感じてしまいます。
ただ、何でもありとなると、名古屋での「表現の不自由展」みたいな活動も公金が注入されるという事にも陥るので、運用のハンドリングが難しいのだと実感しております。
そのような目で、池田市の文化政策を眺めてみると、やはり周回遅れな部分が多々あり、助成金の固定化が懸念されます。そのあたり、行政や議会がどのように感じているのかは不明ですが、私のような普通の20代の女子が疑問に感じるようでは、公平性も品質も求めることのできないレベルだと言わざるを得ません。
その大きな原因は、文化や芸術の実演家が意思決定の段階で参画していないということだと思います。歴史的にみて、ソビエトが唱えた芸術政策で、その体制のお抱え作曲家がどのような作品を残したのか検証しなくても周知のことだと思うし、池田市がソビエト時代の文化政策と同質になっていると危惧するばかりです。
☆☆☆もくじ☆☆☆
1.今週の一言
2.注目の音楽ニュース
3.注目の世界のニュース
4.クレモナの活動日記
5.クレモナの楽器について
6.アストル・ピアソラについて
7.みーこのおしゃべりクッキング
8.あやめちゃんの園芸日記
9.ゆきちゃんのダイエット奮闘記
10.監督かじくん名言集
11.保護ネコ「こんぶちゃん♂」の観察日記
12.プレゼントと編集後記
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現在決まっているクレモナの本年の大きな予定についてお話をします。
□2023年
◆8月13日(日) 17時開演予定
「たそがれコンサート」
服部緑地野外音楽堂
チケット:
https://shop.cremona-luke.com/items/75202053
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