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貞子第二メルマガ:アメリカ株式市場ではメルトアップが始まった!!♪~円高で上値が重い日本株式市場 その2~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/07/18
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7月12日を境に、アメリカ株式市場はメルトアップを再開し ました!!♪「AI祭り」も引き続き続きそうです。 7月12日発表の「アメリカの6月の消費者物価(CPI)統計」 は、総合は前年同期比で3.0%増し(市場予想は3.1%増し)、 コアは前年同期比で4.8%増し(市場予想は5.0%増し)でし た。この日のCPI統計は、前月比でも前年同月比でも市場予想よ りも伸びが若干スローダウンしていただけでした。その中身はそ れほどのサプライズがあったわけではありません。 しかしながら、市場はこの日のCPI統計に過剰反応します。 とくに、「総合CPIが前年同月比で3.0%増し」という低い数字 になったことには、大きくサプライズ。 「インフレが急速に鎮静化し始めている!2%インフレ目標は近 い!パウエルFRBの利上げの打ち止めも近い!」「FRBはインフ レとの戦いにほぼ勝利した!比較的早い時期にFRBは利下げに転 じるだろう!」と、市場は拡大解釈しました。 というわけで、 今回12日の「6月の消費者物価統計」のサプライズは、「統計学 上のトリック」で前年比の伸びが鈍化しているだけなのに、市場 が「FRBはインフレとの戦いの勝利した!!!」と勝手に拡大解 釈して起きてしまったサプライズなのです。 これは、あきらかに市場のフライングです。 が、アメリカ株式市場は12日を境にメトルアップを開始します。 今から丁度1年前の2022年6月は、グローバル規模でのエネ ルギー価格の急騰が原因で、アメリカ国内の総合CPIの上昇率は なんとなんと前年同月比9.1%もの高さでした。 2022年の夏場は総合CPIが異常に高止まっていたのです。 結果、2023年の夏場の総合CPIは前年比では夏場の間だけは 鈍化を続けることでしょう。 しかしながら、秋にもなれば、総合CPIは再び上昇に転じること でしょう。折りしもこの夏始まったドル安が再びCPIを押し上げ ることが予想されます。 パウエルFRBは年内二回の利上げすることでしょう。 9月か10月には、アメリカ株式市場の「メトルダウン」は起き るでしょう。現在進行形の「ゴルディロックスのようなAI祭り」 は、秋には弾けることでしょう。

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