『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.426 / 熱中症、ゆめゆめ油断なさるるな!
2023年7月19日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 我が家風呂もぬる湯の季節になった
2.今週の“一湯”両断!= 熱中症、ゆめゆめ油断なさるるな!
3.不定期新連載2 インタビュー取材の記憶 = 三國清三シェフのこと
4. 読者からのお便りコーナー = なんと鈍行列車で千原温泉へ!
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
**質問を大募集!**
温泉や温泉宿について質問がある方はlazy-spa@mbr.nifty.comまで。
メルマガ内で回答いたします。
読者のおススメ温泉などの情報も大歓迎です!
1. コラム〜うつうつ湯避行 #426
「我が家風呂もぬる湯の季節になった」
今週は月曜日と木曜日に早朝温泉清掃のバイトがある予定だったが、あまりにも体調が悪く、本社のご担当者と相談の上、1週間早く退職させてもらうことに決まった。
正直、情けないな、という気持ちが強いのだが、このまま続けても遅刻や仕事の遅さ、あるいは転倒事故などで迷惑をかけることが十分に考えられたので、やむを得ないと思っている。
ただ、バイトの内容には満足していて、大いに勉強になった。源泉かけ流し浴槽は何が何でも毎日完全換水清掃を、ということは軽々しく言えないなぁ、という気持ちにもなった。
あまりにも大変だからである。
でも、これは決まりなので仕方がない。
大きな温泉施設は相当に大変だろうと思う。きっちりやっているところに対して、心から尊敬の念を表したい。
相変わらず抑うつ状態は改善されていないのだが、少なくともバイトに遅刻する恐怖からは逃れられたので、毎朝4時に起きなくても良くなった。
それでも遅くとも朝8時には起きる生活を続けたい。
さて、先週末は狂ったように暑かった。
毎日前日の風呂の残り湯に水だけ足して、35度弱くらいのぬる湯にばかり浸かっていた。
我が家のお風呂は最低温度が37度までしかないので、風呂を洗って新しく湯を張るときには、一度湯を溜めたあとで水を足して35度以下(暑い日には30度以下)になるようにして入浴している。
ぬる湯・冷泉マニアには堪えられないのだが、なぜか天然温泉のぬる湯みたいに40分も浸かってはいられない。
まあ、15分くらいかな。
頭と体洗って30分で入浴終了である。
でも不思議だよなぁ。山梨県『山口温泉』なんかは、気がついたら45分くらい経っているし、新潟県栃尾又温泉『自在館』などは、2時間くらい平気で入っていられる。家風呂で2時間というのは僕には無理だな。
まあ、なんにせよ、ここ数日のぬる湯入浴で、抑うつ状態が少しマシになっていると感じることは確かである。
ありがたいことですわ。
水シャワーも悪くはないんだけど、やっぱり浴槽に浸かった方が色々と体にいいということはわかっているし、実感としてもそれはそうである。
今週から来週、来月初旬は裁判対応で大忙しだが、なんとかぬる湯入浴で乗り切りたいと思う。
少し元気になってきた気分である。
風呂は偉大だ。
そんなわけで、今週もどうぞよろしくお願いいたします。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)