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手塚千砂子『幸せになる“命の法則”活用法』
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NO・148号 2023年7月20日発行
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使う言葉の変換で人生を好転させよう!
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●148号目次
★1、改善できない点があるのですが・・・
★2、「まだ・・・ダメだ」をやめること
★3、自分に肯定的な言葉がけの習慣を!
★4、読者の皆さんのメッセージ
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1、改善できない点があるのですが・・・
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<S子さんから質問を いただきました>
手塚先生の本を何冊か拝読させていただき、「ほめ日記」を始め
て、一カ月たちました。
始めた頃は、自分をほめるのが気持ち悪く、ノートも隠していまし
たが、だんだん世界が変わってきたような感覚になっています。
イライラしていた子育ても、子どもを愛おしく思えるようになりま
した。
パート先でも、人間関係のストレスが減って、雑談を楽しめるよう
になってきました。
こんなに変わるものかと、自分でも驚いています。「ほめ日記」に
出合って良かったと思っています。
ところが、夫に対しては相変わらずイライラしています。夫は
とても優しい性格で、夫から文句を言ってきたりすることは一度も
ありませんが、私は夫には怒ってばかりです。
夫のふとした行動や言葉でキレてしまうのです。
だんだん良くなってきている、と思う一方で、ここの部分が全く
改善できません。
夫に怒ったときは「ほめ日記」を書いたり、朝 散歩したり気分転
換に勤めるのですが、何か改善のための方法がありましたら教えて
ください。
よろしくお願いします。
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2、「まだ・・・ダメだ」をやめること
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S子さん、「ほめ日記」を書き始めて、お子さんを愛おしく思え
るようになったそうで、良かったですね。わずか一か月で、あなた
が心の中に元々もっている愛情が、今まで以上に表面化してきたの
ですよ。素晴らしいことです!
「夫に対しては相変わらずイライラしている」と、書かれています
が、わずか一カ月で、子育てにイライラしなくなった、というだけ
で、素晴らしい成果なのですから、「まだ・・・はダメだ」という
否定的な思い方は止めましょう。
★次のように肯定的な思い方に変えましょう。気持ちがラクになっ
て、ご主人へのイライラも徐々に減ってくると思います。
1,「一か月で子どもを愛おしく思えるようになった私、素晴らし
いね。もともと愛情がいっぱいあったんだね」と、何回でもほめて
ください。
2,「『ほめ日記』を続けていれば、私の愛情はさらに大きくなる
よ。焦らずに続けていこうネ。
そのうち主人へのイライラも減ってくるよ。大丈夫、大丈夫」と、
毎日でも、自分に言ってあげましょう。
3,(ご主人に対して怒ったり、キレたりした時は)
「今までのクセでイライラしたんだね。私はだんだん穏やかになる
から大丈夫だよ。」と、自分に寄り添って、自分に優しい言葉を
掛けましょう。
「またヤッチャッタ」「まだダメだ」などと自分を責めてはいけま
せんよ。
4,もし、出来るなら 怒ってしまった後、ご主人にラインで謝っ
て、謝った自分をほめる――ということもやってみてください。
じょじょに気持ちが楽になってきますよ。
★ S子さんはご結婚前から「我慢」をため込んでいたり、自分を
責めたりする傾向がおありだったのではないでしょうか。
自分の気持ちを抑圧してきた方の傾向として、「優しく何でも言う
ことを聞いてくれる人」を、感情のはけ口にしがちなのですが、
S子さんはどうでしょうか。
もしも、生育過程など過去に、自分の気持を抑え込んでいた時期
が、おありでしたら、「あの頃は、よく我慢していたね。苦しかっ
たね。よく乗り越えて来たね。えらかったよ」などと、「過去の
自分」も、くり返しほめてあげましょう。気持ちがラクになって
きますよ。
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