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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4692号 令和5年7月20日(木)発行
発行部数 11,451 部
【起業した後に会計を専門家にお願いするかどうか】
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【起業した後に会計を専門家にお願いするかどうか】
起業した後には、
必ず一年に一回決算をして、
確定申告をし税金を払わなければなりません。
そこで大事なことは、
会計処理を自分でやるか、
お金を払って税理士さんに頼むかどうか、
ということです。
つくる仙台の創業スクールでは、
安い費用で請け負ってくれる税理士さんもいるので、
決算は専門家にお願いしたほうがよいです、
というお話をしています。
その昔ある起業家さんの話ですが、
その方は、大変優秀な方で、営業も広報も、会計もすべてご自身でできる方で、
さらに勉強熱心なので、会計知識も年々蓄えていく方でした。
ですので、最初は税理士費用を節約して、
ご自身で会計ソフトを使い、確定申告書を自分で作成し、
税金もしっかり払っていらっしゃいました。
起業から数年が経過したあるとき、
事業規模が急激に拡大し資金繰りも厳しくなってきたので、
ある金融機関から融資を受けるということになりました。
そこで自身でつくり、税務署のハンコもある決算書を金融機関に提出したのですが、
その決算書に記載されている預金残高と、通帳の預金残高が十数円ずれていました。
たった十数円ですが、されど十数円。
結局、その金融機関はこの決算書に信頼性がないということで、
融資は却下、実施されることはありませんでした。
資金繰りが厳しい中、融資が受けられなくなって、
その起業家さんはたいへんな状況に陥ってしまいました。
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