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【痛くない死に方 2023年第29号】無念と救済。鵜川和久氏とともに僕はワクチン死遺族の救済のために立ち向かう!

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/07/22
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2023年 第29号 【長尾和宏の痛くない死に方】 長尾和宏です。いやあ暑い。夏休みシーズンですね。 久しぶりに、マスクなしで子どもたちのはしゃぐ表情が電車や街中で見られて ほっとしています。僕は初めてのフーテンの夏。東へ西へ、会いたい人に会う ためのこの夏は暑さと闘いながら、フーテンの旅を続けていきます。 といっても、僕のフーテンの旅は、娯楽や観光が目的の旅ではありません。 あえて言葉にするのなら、「無念」と「救済」の旅。そう思っています。 先日の #長尾チャンネル では、宗教学者の島薗進さんと対話をしました。  ↓  ↓   ↓ https://live.nicovideo.jp/watch/lv342123106 そして一昨日のスペース では、京都に赴き鵜川和久さんにお話を聞きました。  ↓  ↓   ↓ https://twitter.com/Trilliana_z/status/1681974958598262784 島薗さんとは自殺について、そして尊厳死・安楽死議論まで話を展開させました。 鵜川さんとはコロナワクチンで亡くなられた遺族の方たち、ワクチン後遺症の人 たちにこれから何ができるのか、についてお話を伺いました。 まったく違う二つのテーマですが、どちらも僕のライフワーク。 フーテンの僕が、これから命をかけてやるべき仕事。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 島薗さん、鵜川さん。まったく違うフィールドでご活躍する二人だけれど、 この二人に共通するのは、「救済」である。 島薗さんは最近新刊を出された。こんなタイトルである。 『宗教のきほん なぜ「救い」を求めるのか』 なぜ宗教が始まったのか。それは、人間がこの苦しい現世からの「救い」を 求めたからだ。そしてその信仰の先にあるのは「死」。苦しいこの世での修行 を続けて、最後には神様が「死」という形で我が身を天国に救ってくれる。 キリスト教であれイスラム教であれ仏教であれ、信仰をするということは、 人々がそこに救済を求めるからだ。 島薗さんは、本書でこんなふうに言っている。 ●救いの「信仰」は個人が自らそれを選び取ることを求めるが、そうした 信仰を受け入れる人々が構成する共同性、社会性をも方向づける。 ●「救い」の信仰は、すべての人の尊厳と、どんな人をも排除しない態度を促す。 仲間/外部、強さ/弱さで差別をしない。同じ人間として遇することを求める。 ●人と人とが敵/味方で争ったり、利益のために対立し、暴力にも至るという 現在の社会のあり方に対して、それとは異なる個人同士の関係を求める。 親族関係や民族を超えて、人々の新たな交わりのあり方を促す。

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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