ドルと円の詳細な分析
おはようございます。
これだけの暑さが続くと、暑さ疲れでたいていこの時期は頭がボーッとしてくるものですが、今年はそれほどひどい状況ではありません。しかし、相変わらず、風邪をひいたり、体を冷やしたりするのでちっとも改善していない、と思うこともあるのでしょうけど、暑さのピーク、まだお盆の最中の暑さは残っていますが、体質改善の成果は少しづつ出ているのかな、とは思います。個人的には老化現象というのは、老眼や白髪、抜け毛、血圧上昇などは体の使い方によるもので、仕方がないもの、という考え方にはすごく抵抗があります。だからといって、周囲が「おい、ジジィ!」と言ってくれないと機嫌が悪くなるのは変えるつもりはない、という全くもって不合理な角野でございます(笑)。
■何度も言いますが「人の話はきちんと聞こう!」
日銀総裁は就任直後に、YCCに関しては1年半の検証を行ってから、撤廃、変更を考えると言明をしているのに、なぜ、そこから3か月経過すると撤廃、変更の噂がたつのか、あったとしてもそれを一笑に付するような、報道がまかり通らず、それがあたかも本当かのような報道が増えるのか、本当に不思議に思います。
トップというのはそれなりの責任を持ち、言ったことには責任を持っている、ということを考えれば、3か月後にYCCを変更、撤廃ということになれば、胸のポケットに辞表を忍ばせる、もの、というのが私の常識です。そして十分に説明責任を果たし、それで進退を伺う、というのが通常の形だと思います。
よく首相がウソをついてもよいのは衆議院の解散時期についてだ、とも言われるものですが、それでさえ、最近の時代をみていると、トップはそれを避けようとしている、ということです。そのくらい言動には気を付ける時代に入っているな、ということを私は感じています。
たとえば、パウエル議長や理事たちは「インフレとの闘いは何年も続く」と繰り返し言っているのに、市場は「年内利下げの可能性」を誇示しようとします。私からみれば意味不明なことで、なぜ、中銀の総裁や理事たちが主にアメリカ人に対してウソをつかなければいけないのか、ということです。本気でそう思っているから、そういっているだけの話であり、本当になぜ、そんなに鬱陶しいことをやるのかよくわかりません。
言った通りに、そうなんだ、と思って、その通りにマーケットのポジを維持しておけばいいのに、なぜか、本当のことのように報道され、それを信じる人が一定数いるのも、また確かな話です。
そういう与太話が世の中には氾濫しているのですが、それを信じるか信じないかはあなた次第です。トップが変更やウソをついた場合には、その信認は地に落ちるだけの話で、次回の当選や推薦がなくなるだけの話です。もし、そのようなことがあっても説明責任をきっちり果たすだけの話です。今の、日銀総裁を観察していて、説明責任を果たそうとしている、と見えないのは私だけではないでしょう。説明しようとしないのであれば、次回の政策決定会合が変更なしだろうね、と、思うのです。それが根拠です。
私は誰よりも早くインフレになるよ、と言いました。これは私の意見でしたが、その後もインフレが続くよ、と言い続けているのはパウエル議長の言葉を信用しているからにすぎません。私の意見ではありません。意見に値する根拠はもちろんありますが。今回の植田総裁の意見も信用しているのにすぎません。もちろん、YCCを解除してはいけない理由も根拠が私にはあります。でも、根本はトップの言うことを信用している、ということです。
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