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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽移民を入れよ▽▲  爆速、術後40時間で退院しました。昨日昼前にはもうノクチに戻ってました。 前回が7日間の入院だったことを思うと、今回お世話になった病院のノウハウか らの判断でしょう。  本日、巡回率70%。明日の更新は不明。 ※ 岸田文雄首相「外国人と共生社会」、人口減にらむ 令和臨調で講演 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA221AV0S3A720C2000000/ *天国でもあのバックホームを…横田慎太郎さん葬儀で阪神OB川藤さん 斎場の 外でもファン100人が最後の別れ https://373news.com/_news/photo.php?storyid=178969&mediaid=1 *フィリピン 日本の看護師を目指す人の面接会 応募は過去最少に https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230723/k10014139431000.html  入院した木曜の午後、豪華ホテルのような巨大な入院病棟に圧倒されました。 ベッドが楽に二台並べられるエレベータが向かい合わせに六基。その裏にも、入 院患者がオペ室の往復に使うエレベータが3基隠れている。  そのエレベータを使って、階下の院内コンビニに降りようとしたら、12歳前後 の女の子の、重度障害時の家族と一緒になった。子供はもちろん車椅子。ベッド にもなるタイプの車椅子ですね。  あとで看護師さんに聞いたら、ここには、産まれてから一度も病院の外に出た ことがない障害児もいるんだそうです。買い物を終えてまたエレベータで自分の 部屋に戻ろうとしたら、今度は、ガリガリに痩せ細った骨と皮だけの中年女性の ベッドと一緒になった。  ショックでした。ああここは戦場なんだなと思ったし、健康であることを当た り前のように享受している社会の片隅で、望んでもそれが得られない人々がいる。 その現実に悄然としました。  巨大なナース・ステーションでした。あんな巨大なナース・ステーションは、 米製医療ドラマでも見たことが無い。それが各フロアにある。毎朝、7時半には、 温食の朝食が届けられる。深夜勤務の看護師さんらがいて、この医大付属病院、 確か看護学校もあったはずだけど、看護師が全然足りないそうで、いつも駆けず り回っている。  いったい、この大病院のロジを支えるために、どれだけの人間が毎日働いてい るのだろか? と思いました。  未だに移民はダメだと言っている連中は、山ごもりでもして仙人暮らしでもや っているのか? 配送から医療に至るまで、われわれの暮らしは、膨大なロジに よって支えられ、維持されている。われわれはもう老いて惚け、死ぬだけ。その 程度の時間は鎖国しても稼げる。  ではその次の世代はどうか? 自分の子供たちを、ホワイトカラーな仕事に就 けたいと思うなら、その子たちに代わってインフラを維持してロジを回す人手が 必要になる。それはもう老人ではない。老人の手すら圧倒的に足りなくなってい る。  治安がしのごのと言っている場合なのか? 移民労働力の導入は急務だ。われ われに迷っている暇は無い。

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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