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なぜ性が尊いものから下品なものへ落ちた≪4≫キリスト教の戦略:女性の地位が落ちると得をするのは誰か?/子供を授かるための性と快楽の性の切り離し/男の射精のための性行為へ/女性のオーガズムは悪魔のしわざ?!

真実の性の語り部・夏目祭子の「世界一わかりやすい《幸せな性》の授業 」
・‥…━☆・‥…━━☆・‥…━━━☆ 真実の性の語り部・夏目祭子の 『世界一わかりやすい*幸せな性*の授業』 Vol.63 2023/7/24  ・‥…━☆・‥…━━☆・‥…━☆☆☆ こんばんは。 真実の性の語り部こと夏目祭子です。 毎月2回、週の初めの月曜日に、あなたの 【活力の源】となるような《幸せな性》のお話を、 たっぷりお届けします。 * … *目 次* …* … * … * … * 1)『性・愛・命の楽しみ方for老若男女』 【なぜ性は「尊いもの」から「下品なもの」へ落ちていったのか?】 ≪その4≫女性の力を過小評価させるための  あの手この手の戦略(2)続・キリスト教編 ★「男性の導き手」だった女性の 地位が落ちると、得をするのは誰か? ★「子供を授かるための性」と  「快楽の性」の切り離し ★「男の射精のための性行為」という位置づけに ★女性のオーガズムは「悪魔のしわざ」!? ★知恵を持つ女性が狩られていく *お悩み・ご質問募集要項* * …* … * … * … * …* … * ◎●共感の声が続々届いています!●◎ 不倫バッシングが過熱する世の中に  一石を投じた問題提起作!   ↓↓↓ *☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆ 『私が「不倫」という言葉が嫌いなワケ』 *☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆  *前篇* ★【不倫】という言葉のうさん臭さ ★「不義密通」「姦通罪」の時代の倫理観とは? ★自由意思と貞操義務のグレーゾーン ★「婚外=悪」「結婚=正」とは限らない  *後篇* ★不倫スキャンダルの転機は2011年から ★婚外の関係に求められる覚悟とは? ▼今月からご購読の方も、全篇を2~3月の バックナンバーからお読み頂けます。 https://www.mag2.com/archives/0001694031/ +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+ ♪今日は≪A面≫をお届けします。 (※話の流れによって、 ≪A面≫≪B面≫の順番は前後することがあります。) ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・:★彡 『性・愛・命の楽しみ方for老若男女』 【なぜ性は「尊いもの」から「下品なもの」へ落ちていったのか?】 ≪その4≫女性の力を過小評価させるための  あの手この手の戦略(2)続・キリスト教編 ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・:★彡 ☆★前回のあらすじ★☆  世界の三大一神教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、 いずれも男尊女卑の考え方が教義の中にたくさん含まれています。 ただし、実はキリスト教に関しては、 そもそも教祖のイエス・キリスト自身は、 厳しい家父長制のユダヤ教に反抗して、 当時にしては革新的な「男女平等主義」を貫いた人だったこと。 ところが、彼がローマ皇帝の陰謀で処刑されて以降、 数百年経つうちに、男尊女卑の教義が後からどんどん 聖書の中に盛り込まれていったのですね。 例えば、人類の生まれながらの罪深さ=「原罪」を教える アダムとイブのエピソードでは、 女性のイブが愚かで先にだまされたから、アダムまで罪を犯した。 だから、「女性の言うことを聞いてはならない」と念を押すフレーズが まことしやかに追記されたことがわかっています。 ∴‥∵‥∴‥∵‥∴ ★「男性の導き手」だった女性の地位が落ちると、得をするのは誰か?  でも、有史以前の文明では、 見えないものの気配を男性より先に感受する、 巫女的な直感力に優れた女性たちが、 男性たちの導き手として尊重されていました。  国や村などの集団の単位でも、各家庭の単位でも、 それが当たり前だったのです。  そんな「男性を導く者」だった女性たちが 「男性に従う者」に変わってしまうことは、 いったい誰にとって、どんなメリットがあるかわかりますか?  大勢の人々を自分の思いのままに支配したい権力者にとって、 見えない精霊の力や、あらゆる命を大切にする 女性ならではの母性的な力が、邪魔だったわけです。 ★「子供を授かるための性」と  「快楽の性」の切り離し  女性を「愚かな者」と扱って、 女性の言うことを聞かせないようにする一方で、 男女が仲良く幸せを味わえる時間である 「性行為」も、「罪深いこと」として、 充分に楽しめなくする必要がありました。  実は、前回のアダムとイブのエピソードでお話しした「原罪」も、 食べてはいけない木の実を食べたことを「性の快楽」と結びつけて伝え、 性に対する「罪悪感」を持たせるようにしたんですね。  だけど、信徒たちがまったく性行為をしなくなっては、 国を栄えさせる子孫が生まれなくなってしまうから、 「性行為が悪」とまでは言いませんでした。  夫婦の間で、子供を授かるための行為は、 「神様も喜ばれる」こと。  でも、子孫を残すという目的からはずれた 「快楽のための性」にふけるのは、人として堕落することだ、 とダブルスタンダードにしたわけです。 ★「男の射精のための性行為」という位置づけに  ここで想像してみて欲しいのですが、  子孫を残すために性行為はしたほうがいいけど、 でも快楽にふけってはいけない──となると、 人はどうするようになるか?

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  • 真実の性の語り部・夏目祭子の「世界一わかりやすい《幸せな性》の授業 」
  • なぜこんなにセックスレスが増えているのか?それは、世間一般の性情報が長い歴史の中で歪められ、間違いだらけになったことが大きな原因。男女が癒し合い、高め合い、元気になれる「真実の性」を伝え続けて18年の夏目祭子が、明るく上品に面白く、性をディープに解き明かしていきます。性と恋愛・結婚と不倫など男女のパートナーシップにまつわる、目からウロコの書きおろし本音エッセイ。子供たちの魂に響く性教育のヒントにも。
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  • 毎月 第2月曜日・第4月曜日