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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.052/第52号
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「誰でもないワタシの居場所」
2.ちょっと御相談がありまして 「友達がいない」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「どのような人間関係であれ、調和を維持するには、はっきりした協力のルールが不可欠です」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 新宿駅「ビア&カフェBERG(ベルク)」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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2.ちょっと御相談がありまして 「友達がいない」
50代女性 C子と申します。
友達がいません。
子どもの頃は、父親が転勤族だったので、頻繁に引っ越しを繰り返していたことから、友達ができたとしてもすぐに別れなくてはならず、それがつらくて、自分からあえて友達を作ることはしませんでした。
大学で上京しましたが、他の人たちと比べると仕送りなども最小限でお金がなかったため、アルバイトを掛け持ちしたりしていて、友達と遊びに行くということもありませんでした。
社会人になり、こんな私でもいいという人がいて、結婚し、子どもが二人できましたが、下の子も間もなく家を出ます。
夫も私のように人付き合いが上手ではないので、仲のいい友達という人もいません。
今は夫がいますが、10歳年上なので、いずれ私は一人ぼっちになるのではないかと思います。
そんな時、頼れる友達がいたらと思いますが、今さら都合よく友達ができるとも思えません。
なんとなく不安を感じます。
(このC子さんの不安に、ナガトウはどう答えるのでしょうか? 続きは本文で!)
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