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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─────────────────────────────────── ◇◆GELマガ Vol.623◆◇ 〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜 ─────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.サントスFCがディエゴ・ピトゥカとの仮契約を発表した件について ─────────────────────────────────── /【コラム】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 鹿島アントラーズに2021年から在籍するディエゴ・ピトゥカについて、元の所 属先であるサントスFCが来季から4年契約を結んだことを発表した。さらに、 その発表の中には、サントスFCのアンドレス・ルエダ会長がこの移籍期間中に ピトゥカを復帰させようと鹿島と交渉している、という驚くべき内容も含まれ ていた。 3日間のオフを経て、昨日(20日)からトレーニングを再開した鹿島だが、そこ にピトゥカの姿がなかったこともあって、様々な憶測が飛び交っている。詳しい 経緯を吉岡宗重フットボールダイレクター(以下FD)に取材した。 まず、ピトゥカはちゃんとアントラーズクラブハウスに来ている。練習場には姿 を見せていないが、それはもともと決まっていたことだった。FC東京戦を終え て中断期間に入るため、少し痛めていたアキレス腱をしっかり治療して中断明け の札幌戦に備える予定だった。彼がグランドに姿を見せていないことと今回の件 は全くの無関係である。 ただし、その上でもサントスFCの発表は鹿島にとっても寝耳に水だったようだ。 吉岡FDも「今朝、知りました」という。 鹿島としては来季以降もピトゥカとの契約更新を望み、「クラブとしてできる範 囲で」の契約延長を打診していたという。ただ、ピトゥカの代理人が要求してく る額とは開きがあったようだ。それでも誠意を持って交渉を続けている途上だっ たという。しかし、鹿島の誠意も虚しく、ピトゥカは次の所属先をサントスFCに すると決意したようだ。 現在、FIFAルールで6ヶ月後に契約が切れる選手は、別のクラブと仮契約を結ぶ ことが認められている。鹿島とピトゥカの契約は今年一杯で切れるため、ピトゥ カが次の契約を結ぶことについては何ら問題がない。そうした事例はいくらでも ある。しかし、それを発表することは現所属チームへの影響も少なくないため、 仮契約してもアナウンスしないことが通例となっている。サントスFCの行動は世 界的に見ても異例だ。

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