このメルマガは医師のバクが日頃思ったことや、医師目線の裏?情報、逆に医師目線しかないため生じる感覚の差異についてざっくばらんに配信するメルマガです。医療相談にはお答え出来ませんが「これってどうなの?」と言う疑問があればタイトルなどに【まぐまぐ質問】と入れていただき、「dr.yumekui.baku@gmail.com」に送って頂けますと採用&回答できることもあるかもしれません。よろしくお願いいたします!
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■諦めました、は受け入れていない
こんにちは!最近いよいよ私生活のリズムが大きく変わる節目のためボロボロになっている(夏バテもしている)バクです。みなさん眠れてますかー!!(最近本当に外来で「寝れません・・・」という人が増えてきております。夏バテと睡眠がうまくできない=なんか不調なのは仕方がない、と受け入れて生きましょう!)
で、「受け入れる」をさらっと混ぜましたが皆さん「諦める」と「受け入れる」の違いについて考えたことはありますでしょうか。
私は最近ふと「あれ?なんか違うぞ?」と感じることがあって深く考えたら「やっぱコレ大分ちゃうわ!!」という結論になったのでちょっと読んで頂けたら嬉しいです。
きっかけになったのは患者さんの一言でした。そのまま書けないから何かまぁ色々職場とかであって大変という話の中で「まぁ諦めたので良いんですけれど」みたいな会話があったとしましょう。
それホンマにええんかな??
と私の中で何かが引っ掛かりました。
患者さんの話だからぼかしながらで恐縮なんですけれど、患者さん的には「最初はすごくイライラしていたけれど、諦めることで今は気にならない=解決した」という話だったのですが、実際そこには患者さんの諦めという名の消極的な我慢がなければ成り立っていないし、それは患者さん的には解決してないんじゃないのか?という状態に聞こえました。
まぁ最初のイライラは確かにマシになっているんですけれど、そのイライラ事象についてはよくよく聞いたら何も解決していないし、本人もやはり「本音としてはめっちゃ気になる(改善してほしい)」という考えは変わっていないわけです。
しかし我々は日常で様々なことに「諦め」を以て生きていってるわけです。
あの人ここが嫌だなぁ。でも言っても無駄だしなぁ。嫌だけど言うだけしゃーないし諦めて無視しよう
とか
自分のここがどうにかしたいなぁ。でも中々直せないんだよなぁ。納得いかんけど諦めて考えんようにしよう
とか
例文を考えると無限に湧いてくるな?という位我々は生きながら様々なことを諦めながら生きているような気がします。
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