第273号(2023年7月28日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
さて、今週号の内容ですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
今週から【オンラインでの交渉の進め方】についてお話しします。
以前にもリモートベースでの交渉についてお話ししましたが、
読者の方からのご依頼を受けて、
今回はそのアップデート・アップグレード版です。
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
次に【2―国際情勢の裏側】ですが、今週もいろいろなことが起きた一週間でした。
一つ目は【中国の外交戦線異状あり】です。
今週に入り、突如、しばらく動静が伝えられていなかった秦剛外相の辞任が伝えられた中国。
後任には前任の王毅政治局員が再登板するという異例の事態になり、このサプライズに様々な憶測が飛んでいます。
当初、秦剛外相がコロナ感染のため、自宅療養中との情報が流れましたが、
その後すぐに駐米大使時代の不倫相手がアメリカのスパイだったことが判明し、
彼にもスパイ容疑がかかったという情報も流れました。
実際には何が起きたのか、真実は霧の中ですが、一つはっきりするのは
【彼の行いの何かが習近平国家主席の威厳を傷つけかねない深刻な事態を引き起こした】ということでしょう。
これまで習近平国家主席のお気に入りとして異例のスピード出世をし、
外相として対米関係の改善の任を託されていたのですが、その期待を裏切ったことになるのでしょう。
王毅政治局員の外相兼任はワンポイントリリーフとの見方が強いですが、想定外の問題が今後どのように発展するのか、
非常に要注意です。
2つ目は【苛烈さを極めるロシア・ウクライナ戦争】です。
今週に入り、ロシア・ウクライナ相互による攻撃の激化が止まりません。
真偽のほどは不確かですが、ウクライナ軍の無人ドローン2機によるモスクワ中心部への攻撃は、
様々な憶測を呼ぶこととなりました。
特に『モスクワの防空態勢への疑問と不安』が囁かれています。
またウクライナ軍がついにアメリカから供与されたクラスター爆弾を対ロ実戦に使用したという情報も入ってきています。
これは本当であれば由々しき問題ですが、さらなる調査と検証が必要です。
そしてロシアは報復と称して、オデーサへの精密誘導ミサイルによる大規模攻撃を仕掛け、
ユネスコ文化遺産に指定されているオデーサ聖堂も破壊する見境のない攻撃が問題視されています。
さらには極超音速ミサイルであるキンジャールを含む最新鋭ミサイルを投入して、
キーウ州を含む3州への同時攻撃も実行しています。
日に日に激しくなる戦闘と見通しのつかない戦況がつづきますが、今後、どうなるのでしょうか?
そして、先週号でも触れた【プーチン大統領の本当の狙いとは】?
【2‐国際情勢の裏側】のコーナーでお話しいたします。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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