毎年、夏休みに開催している「土木と学校教育フォーラム」。今年もまた、8月6日に東京の四谷で開催されます。
https://committees.jsce.or.jp/education04/node/48
このフォーラムは、わたしたちの「環境」をつくりあげ、整え、維持、発展させていく取組である「土木」の取組は、「養われる子供」から「社会を支える大人」になる課程で、学ばねばならない必須の項目であるにも拘わらず、現状の小学校、中学校、高等学校の教育課程で、「土木」は十分に扱われていない…これでは、日本社会は適切な環境が整えられず、発展することも衰退を食い止めることも、人々が安寧と幸福の内に暮らしていくことも難しくなってしまう、という問題意識に基づいてつくられたフォーラムです。
たとえば当方、「社会教育」といことで、ももクロメンバーさん達に協力してもらいながらインフラバラエティ番組『ももいろインフラーZ』を製作・放送していますが、それもまた、全く同じ問題意識に基づく、当方の公的活動の一環です。
『ももいろインフラーZ』を一度でもご覧頂いた方ならご理解いただけると思いますが、道路にしても河川にしても港にしても、一般の方にとっては知らないことだらけだと思います。
・東京があるのは徳川家康が利根川をつくる大土木事業をやったからで、「それがなければ東京がここまで発展することは絶対無かった」。
・今の日本の繁栄があるのは、東名・名神高速道路をつくったからで、「それがなければ日本がここまで発展することは絶対無かった」。
・今の日本の全国各地の地方都市が繁栄したのは、それぞれの都市に「港」があったからで、「それがなければ各都市がここまで発展することは絶対無かった」…
こうしたことを、毎回、『ももいろインフラーZ』では視聴者の方にお届けしているのですが、ここで大切なのは、「それがなければXXがここまで発展することは絶対無かった」というポイント。
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