久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.143 2023/08/01発行
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知的生産性を高める仕事中チョイ休憩術
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4 大人の放課後相談室
Q タバコをやめて作業時間が増えたはずなのに仕事が楽にならない不思議
タバコをやめて1年が経ちます。以前は仕事中にちょくちょくタバコ休憩を取る派だったので、勤務中の作業時間は確実に増えました。おそらく1日1時間は増えたはずです。
しかし、仕事に割ける時間が増え、実際に仕事に費やしているのに、相変わらず仕事に追われています。むしろ前よりも忙しさが増した気さえします。
やはり適度な休憩や気分転換が生産性をあげるのでしょうか。
(東京都/40歳/男性)
A 仕事を優先順位と内容で小分けして、積極的に休憩。休憩時間にはストレッチと瞑想で身心を整えましょう。
はい。度な休憩や気分転換が生産性をあげることは間違いありません。
ただしタバコで健康を害するのではなく、むしろ健康増進に役立つストレッチと瞑想をいたしましょう。
(私はタバコを吸ったことが無いので、その効用はわかりませんのでご容赦を)
1 知的な仕事こそ段取りが大切!小分けしてスケジューリング
恥ずかしながら、私も日々仕事に追われています。私にしかできない重要業務から、なぜ私がやらなければ?と悩む雑用まで、多種多様な業務が舞い込み、文字通り自転車操業に近い状態が20年以上続いています。
これも中小企業のオーナー経営者 兼 執筆者 兼 講師の宿命かと思っておりました。
経営者を退いて、さあ少しは時間ができるかと思ったのですが、、、雇われ大学教員になったら、さらに雑用が増えて大わらわ。それに加えて、以前にも増して多種多様なNPOを応援する大役を頼まれ、自分でも、いつ寝ているのかわからない生活に追い込まれています。(それなのに、毎週、このメルマガを書き続けている私って???)
自転車操業状態にありながら、どうやって仕事をこなしているかというと、おおむねDIPSという考えを活用しています。これは、私が卒業時に内定をもらって行かなかった(ゴメンナサイ!)コンサルティング会社の社長が提唱した、知的生産性向上の手法です。
詳しくは、小林 忠嗣さんの著書から学んでもらうのが一番ですが、iU教員仲間の徳本 昌大さんが、わかりやすく書評ブログにまとめているので、それをご高覧いただいても良いでしょう。
しかし、私が活用しているのは、そのごく一部。決して難しい方法ではありません。一言で言うならスケジューリングの技術です。
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