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岩上安身のIWJ特報! 第610号 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その2)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2023/07/31
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第610号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」? 米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速! 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー (その2) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その1)のつづき ・元外務省国際情報局長・孫崎享氏(IWJ撮影) https://bit.ly/3rPVgnq  ロシアの民間軍事会社ワグネルの創始者、エフゲニー・プリゴジン氏による衝 撃的な軍事クーデターの未遂事件直後、2023年6月28日に行われた、元外務省国 際情報局長・孫崎享氏への岩上安身によるインタビューの続きである。  岩上は、米国のウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」で 、「米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速」していると、 中国等の動向も踏まえて指摘。孫崎氏は強く同意し、この大変化にマスメディア が目をつぶり、米国や政府の情報だけを報じることを嘆じた。  この点について岩上は、自らが総理会見に出席した際、記者クラブの記者から コメントを求められた後で、ウクライナ紛争の要因であるドンバス紛争を、マス メディアはなぜ報じないのかと問いかけた時の、相手の記者の「目も耳もそむけ る」ような、異様な反応について振り返った。  「ワグネルの反乱」の主役であるプリゴジン氏については、岩上は、ソ連崩壊 後にソ連全土で巻き起こった、巨大なスケールの「仁義なき戦い」で勝ち残った 、ヤクザの親分的人物であると、当時の生々しい取材体験を踏まえて評した。  一方、ロシア国民の「英雄」的イメージの獲得に成功したプリゴジン氏が、実 はウクライナと内通していたという情報を、「反乱」の1ヶ月以上前に『ワシン トン・ポスト』がスクープしていた。これが事実ならば、当然、米政府も事情を 把握し、「関与」していたのではないかと疑って考えるべきところであるが、し かし日本のマスメディアは、またしても肝心なポイントを、一切、報じなかった 。  さらに、「前科者」でもあるプリゴジン氏の、プーチン大統領との関係や、ウ クライナ情報局や西側諜報機関、米大統領選等との複雑で微妙な関係に話は及ん でいく。 (記事目次) ◆米国のウクライナ深入りは「米国覇権の終わりの始まり」? しかし紛争の真 実にあえて目をつぶる日本のマスメディア! ◆「ワグネルの反乱」主役のプリゴジンは軍人ではない。ソ連崩壊後の「仁義な き戦い」で勝ち残ったヤクザの親分的人物! ◆プーチンに反旗を翻したプリゴジンはウクライナと内通! 米ホワイトハウス はそれを1ヵ月以上前から知っていた!

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