ウクライナの次に待ち受ける地政学リスク
世界の支配層は常に敵味方の分断を画策し、支配層に歯向かうことなく従う体制をとります。このため、世界がブータンのような幸せでまとまった国ばかりになってしまうと支配できなくなるので、常に紛争、戦乱の火種を用意しておきます。ウクライナ戦争も世界を支配したい勢力がプーチンをおびき出し、ウクライナ戦争でプーチン大統領をピエロに仕立てようとしています。
そしてプーチンは世界から反逆者の目で見られているものの、ロシアにつく国も少なくなく、「分断」は維持できているものの、プーチン・ピエロ化は進まず、西側の計画も必ずしもうまくいっていません。ロシアに敗色が強まれば核兵器の使用という脅しもあり、ロシアを追い詰めることもできず、そのうち西側のウクライナ支援疲れも見えるようになりました。
フランスのマクロン大統領はもともとプーチン大統領に近く、米国もウクライナ支援には見方が分かれています。トランプ前大統領はそもそもプーチン大統領を「信頼すべき友人」と言い、共和党内にもウクライナ支援を削減すべきとの声が強まっています。半面バイデン大統領はオバマ政権時の中途半端なやり方がプーチンのクリミア支配、ドンバスのロシア化を許したとの反省があります。
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