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辺 真一メールマガジン
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2023.08.06 Vol.341
[毎月5,15,25日発行+号外あり]
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南北共に7月27日に朝鮮戦争休戦協定70周年を祝っていたが、国際社会の関心は北朝鮮の「戦勝記念70周年軍事パレード」に向けられていた。それもこれもロシアからショイグ国防相が率いる軍事代表団が出席したからである。
式典には中国からも政治局員の李鴻忠全人代副委員長が参加していたが、明らかに内外の脚光を浴びたのはショイグ国防相であった。北朝鮮もまた、ショイグ一行を熱烈歓迎し、厚遇した。歓迎宴ひとつとってもロシアの代表団のほうが中国の代表団よりも盛会で、華やだった。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記もショイグ国防相を武装装備展示会場に自ら案内を買って出て、歓待していた。「反米」の旗を掲げ戦っているロシアにシンパシーを感じていると言えば、それまでだが、何よりもウクライナ戦争で苦戦を強いられている大国ロシアが北朝鮮に頼って来たことに尽きるようだ。具体的に言えば、武器の買い付けに来たからではないだろうか?国連安保理の制裁を無視し、武器を購入してくれれば、その見返りとして原油や小麦粉などを手にすることができ、苦しいエネルギー問題や食糧問題をある程度緩和することもできる。
では、ショイグ国防相の訪朝は北朝鮮からの軍事支援及び武器購入が目的なのだろうか?仮にそうだとすると、北朝鮮は支援に、武器売却に応じるのだろうか?答えは「イエス」である。
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