今は需給相場、だと思う

今は需給相場、だと思う おはようございます 炎天干しの中、お腹がすき、早くこの炎天から逃れたいと思い、入ってしまったのが一流イタリアン(笑)。フレンチではなくてよかった、と、今から思うと思いますが、ま、イタリアンのコース料理、一人で食べている、給仕の怪訝なお顔。はっきりいえばドMにはたまらない顔。ゾクゾクしていた。こういう興奮しているとき、私は非常に偉そうに見えるらしいのですが、実は、すごくドキドキしている。こういうアホな状況でもアホなことを楽しむ角野、ド変態、と自分でも思います(笑)。 ■需給相場 だいぶ前に今は、需給相場だよ、と言ったのを覚えている方は少ないと思います。なぜなら、私も言ったことを忘れていたから(笑)。しょうもない、と思う方は多数だと思いますが、仕方ない、と開き直っている角野です。 結局、今のドルや円の変調も、株価も、資源価格も全部、需給相場だよね、ということです。 たとえばドルは今後、ドル供給は異常に増えると思いますし、円は日銀が円安が困ると言っているのですから、減るでしょうね。ユーロはコロナ勃発時よりも発行量を半分まではいかないまでも、減らしている状態です。 株価は、コロナで現金の流通がそれまでの倍になっているのですから、相対的にその現金で買える株は不足することになるので高い訳です。不景気でも、現金の価値が下がれば、余計に株式市場に現金が流れ込むのは必至な状況なワケです。 資源価格は、先進国が大量に現金をばら撒き、それに見合う資源量などはいくらでもあるけれど、資源国は現金を受け取ってもその現金価値が異常に低下をしているのでもっと値段を上げたくなる、おまけに借金をすれば利子が異常に高い状態です。こんな西側諸国に資源を売りつけるならプーチンや習近平に売りつけた方がいいし、お金を借りるのも中国やロシアの方がよいのは当たりまえ。そして資源を加工して作った製品は西側に売りつけるのが一番、儲かりますので、どちらにもいい顔をする、それだけの話です。 それをプーチンはけしからん、習近平はけしからん、と言っても経済合理性からいえば、そうなるのが必然なわけですから、言っても無駄。そうなると援助や補助と言い出すのが西側ですが、それをもらうだけもらってドロン、するのがそういう国々です。どっちもどっちじゃないの、とか私は思うのですけど。