Vol.134 垣屋美智子の「キイトク」-　経済の中心は無形資産なのに、無形資産にお金を使えない矛盾/定年延長の弊害

━━━━━━━━━━━━━━━ 垣屋美智子の「キイトク」 Vol.134 - 2023年8月7日 ━━━━━━━━━━━━━━━ 毎月 第1月曜日・第3月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は以下の内容でお届けします。 ━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.134 - 2023年8月7日の目次 ■定年延長の弊害 ■今注目している無形資産。経済の中心は無形資産なのに、無形資産にお金を使えない矛盾 ■終わりに ━━━━━━━━━━━━━━━ ■今注目している無形資産。経済の中心は無形資産なのに、無形資産にお金を使えない矛盾 さて、前回、私が今注目しているのは、手には取れないけれど価値のある無形資産に注目していると書きました。 無形資産とは何かというと、「無形」の意味の通り、形がなく可視化することは困難なものだけれど、資産価値のあるものです。 なぜ今、無形資産に注目するかというと、最近無形のサービスや情報が、これまで以上に価値として提供され始めていて、早い段階で無形の資産価値に気づくことで、有形資産ばかりに目がいっている人との間に格差が生まれると思っているからです。 実際、ビジネスの世界では