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ビジ選☆リーダーズ Vol.1009『すごく使える心理学テクニック』(内藤誼人)

ビジネス選書&サマリーリーダーズ
■日常生活・人間関係の心理学 心理学の勉強をすれば、ビジネスでも、受験でも、恋愛でも、人間 関係でも応用できる。心理学という学問の中には、幸せな人生を歩 むために役に立つ知識が詰まっているのだ。 何をするにしても心理学の知識があればおトクだ。「こういうケー スでは、こうしたほうがいいんだったな」とわかる。心理学という のは実践的で有用な学問なのだ。 たとえば、人にお願いを聞いてもらうにはコツがある。きちんと互 いの目を合わせてからお願いをすることだ。目が合っていないのに お願いしても、言うことを聞かせることはできない。 まず「○○さん!」と相手の名前を呼びかける。相手がきちんとこ ちらに顔を向けて、目が合ったことを確認してから「実は、お願い があるんですよ」と切り出すようにするといい。 たったこれだけのことに注意するだけで、相手が素直に受け入れて くれる割合が2倍も高まる。お願いがうまい人は、このテクニック を無意識に実践しているのだ。 ★ 実力に見合わないほど重要な仕事を任された時は、素直に喜ぶこと ができないものだ。「自分にうまくできるだろうか?」と考えて、 おびえたり、恐怖を強く感じたりしてしまうはずだ。 こうしたケースでは、恐怖より「怒り」を出すようにするとうまく いく。「実力不相応でも、やっつけてやる!」と勇ましいことを考 えるようにするのだ。 なぜなら、怒りの感情はリスクを感じにくくしてくれるからだ。恐 怖に負けそうになった時には、あえてできるだけ怒るようにしたほ うがいいのだ。 スポーツでも、ビジネスでも、怖いと感じたときには、それを怒り の感情に置き換えることだ。たとえば「チクショウ、負けねえぞ」 を口に出してみるのだ。効果的があるはずだ。 ★ 同僚の1人が、どうも会社の経費で飲み食いしているように感じて いるとする。こういう行動をやめさせる時、面と向かって問題行動 を指摘するのは得策ではない。人間には「メンツ」があるからだ。 メンツを潰すようなことをすれば、相手から恨まれるに決まってい る。だから、こういうときには、「ゴシップ法」と呼ばれるテクニ ックを使うことだ。 たとえば「誰かに聞いた話」として、やんわりと相手の行動が問題 だと本人に気づかせるのだ。これなら相手のメンツを潰すことはな いはずだ。 たとえば「うちの会社って、私的な飲み食いがバレたら、即刻クビ っていう話だぜ」という具合だ。世間話を装って、教えてあげるの だ。これがゴシップ法だ。 相手も、そんなことになるのなら気をつけねばと悟り、行動を改め てくれるはずだ。あくまでも他の人の話として聞かせるのがポイン トだ。そのほうが相手は受け入れやすくなるはずだ。 ★ 気が弱くて困っているなら、まず近くのアパレルショップに出かけ て、全身、黒で統一した洋服を買うことだ。ジャケット、シャツ、 パンツ、靴まで、すべて黒で統一し、毎日その服を着るのだ。 なぜなら、黒は「強さ」にかかわる色だからだ。黒い洋服を着てい ると、誰でも自分が強くなったように感じる。その結果、堂々とし た振る舞いができるようになるのだ。 力強さを与えてくれる色のことを「パワーカラー」という。一般的 には「赤」だが、芸能人でもない一般人が全身赤い服を着るわけに はいかない。だから、次点の色として黒を選ぶのだ。 もし、上から下まで黒には抵抗があるなら、シャツだけは青にする とか、ネクタイだけは違う色にするとかでもかまわない。ただし、 最低でも全体の8割くらいは黒にすることだ。

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