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【アル開発室】グラニフが今、NFTに取り組む背景は?アルと共同開発の「World Weather Control Bear」から掘り下げる

「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア
グラニフが今、NFTに取り組む背景は?アルと共同開発の「World Weather Control Bear」から掘り下げる こんにちは! 先日、アルが共同開発した、株式会社グラニフによる「World Weather Control Bear」NFTの一般販売が開始されました。 World Weather Control Bear by graniph 今日は、こちらの一般販売の前日に、今回の取り組みについて、グラニフでブランドディレクターを務める勝部健太郎さんと配信で話した内容を記事化してお届けします。 グラニフというグラフィックに強みを持つ会社が、今NFTに取り組む背景について、詳しくお伺いしました。 こちらの記事の内容は、Twitterスペースの録音で聴くこともできます。 目次 グラニフはどんな会社? 「World Weather Control Bear」NFTとは? 目指したのは、それ自体をエンタメとして楽しめるNFT グラニフが今、NFTに取り組む背景 NFTはより一般化していく? デジタルとアナログ、それぞれのおもしろさ さいごに ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グラニフはどんな会社? けんすう:今日の話題は、グラニフさんの第2弾NFTプロジェクト、「World Weather Control Bear」についてです。 グラニフはいろんな所に店舗があるTシャツで有名なブランドですが、僕自身も大好きで5〜6枚持っています。 グラニフさんというグラフィックに強い会社と、私たちアル社が一緒に新しいNFT企画を進めていて、その詳細を今回お話しすることになっています。 グラニフさんはいろんなIPとのコラボを行っています。よくTシャツになっていそうなキャラクターをはじめ、絵本のキャラクターも強い印象です。 けんすう:それでは、簡単に自己紹介させていただきます。私はアルという会社を経営し、クリエイティブに関連する会社さんといろんなプロジェクトを手がけています。 また、NFTも扱っていて、成長していくNFT「marimo」やきせかえできるNFT「sloth」などを運営しています。 これらはどちらかと言うと初心者向けで、短期的に売り切りを狙わないというか、投機目的のNFTも良いんだけれどもそうではなくて、クリエイティブな表現としてNFTを使おうとしているものです。 そこで今回グラニフさんと合同のNFTプロジェクトをやらせていただくことになりました。それでは、勝部さんも自己紹介をお願いいたします。 勝部:現在はグラニフのブランドディレクターを務めています。ちょうど2年前に、かつてはデザインTシャツストアとして知られていたグラニフをリブランディングしました。 グラフィックを通じて豊かな暮らしを提供するという新たなコンセプトを打ち出して、2年間ずっとやってきたという形です。 Tシャツだけでなく、雑貨やコスメティック、LINEスタンプや絵本など、さまざまなコンテンツを提供できるような会社になりたいと考えています。最近、去年の10月からNFTの取り組みを始めました。 けんすう:ありがとうございます。つまり、2年前まではTシャツに特化しているイメージが強かったのを、今はもう少し広げているんですね。 勝部:そうですね。2年前、原宿にある店舗に行った時、言い方は良くないんですが、Tシャツのお土産ショップのような印象が非常に強かったんです。ほとんどTシャツ専門店で、アニメや映画、オリジナルキャラクターのTシャツがずらりと並んでいました。 けんすう:なるほど。勝部さんの経歴ってどんな感じなんですか? 勝部:私の経歴は少し変わっていて、最初は日本長期信用銀行に勤めていました。しかしその銀行が経営破綻して、1回辞めてメルセデス・ベンツ日本に移り、ブランドについて学びました。 その後銀行に戻り、名前は新生銀行に変わるのですが、再上場するまでマーケティングの仕事を行いました。その次はユニクロに入社して、新しいメディアを作るチームで働きました。その当時、ユニクロはニューヨークに旗艦店、パリやロンドンにも店を作ろうとするなど、グローバル展開の初期段階でした。 私はその中で、インターネットを利用したブランド情報の発信に取り組みました。具体的には、ブログを使ったプロモーションや、「UNIQLOCK」というコンテンツを作成し、世界中に流通させました。ニューヨーク旗艦店にあるたくさんのモニターでも放映して、「世界のUNIQLOCK」という形でやりました。その結果、世界三大広告賞をいくつか受賞し、デジタルでユニクロが世界を駆け抜けるというようなことに着手させていただいたということです。 その後、自分の会社を立ち上げ、コカコーラさんの自販機に連動したスタンプアプリ「Coke ON」や、無印良品さんのポイントアプリ「MUJI passport」など、ポイントアプリの先駆けみたいなものを作りました。一番最初にビジネスとアプリを結びつけて、成功させた事例があり、1000万人以上の方に利用いただいています。トヨタさんなども含め、様々なクライアントワークを手掛けました。 また、バルミューダという家電製品の会社の社長と知り合い、トースターの初期プロモーションを一緒に行いました。バルミューダのトースターは大ヒット商品になりましたね。

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