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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.053/第53号
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「不機嫌よりも、御機嫌」
2.ちょっと御相談がありまして 「番外編:勇気くじきに出会ったときに」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「劣等感を完全に取り除くことは不可能であり、そもそも取り除く必要もない。劣等感は人格を築く基盤の役割を果たしてくれるからだ」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 神楽坂駅「龍朋」(2)
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ 「不機嫌よりも、御機嫌」
お盆休みを目前に、台風が近づいてきている関東地方。
今年は前半に秋田や山形で豪雨災害があり、そして歩くような速度で沖縄を嘗め尽くすように襲った台風6号があり。
先月2023年7月の世界の平均気温が、観測史上最高になり、国連のグテーレス事務総長が放った言葉はあまりにも衝撃的でした。いわく、
「地球温暖化の時代は終わった。地球沸騰化の時代が到来した」
ふ、沸騰?
「沸騰」って……どうなのさ。
まあ私はせいぜいあと20~30年くらいしか生きないだろうけど、50年後100年後の地球ってどうなっていくんだろうか。
最近、たまたま10~15年くらい前の映像や音声のコンテンツに触れる機会があったのだけれど、改めて「気候が急激におかしくなっている」と感じるばかり。
だって12年くらい前は
「日中の最高気温が33度、いやぁこれは非常に身体に堪える暑さですね」
なんて言っているんですもの。
今33度なんて聞いたら、「あ、まだ少しマシかも」なんて思ってしまっている自分が怖い。
(まったくしんどい気候が続きます。でも愚痴をまき散らしても仕方がない。気持ちだけでもハッピーでいるためにはどうするか。そのヒントは続きにて!)
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