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政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(上)/有田芳生の「酔醒漫録」第32号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第32号 2023/8/11 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」──政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(上) 2・「酔醒漫録」──8月4日〜8月10日 (「歴史探偵 半藤一利展」、茶本繁正『原理運動の研究』、「霊感商法」という言葉など) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(上) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼川崎市に暮らす横田滋さん(故人)、早紀江さんのマンションの住民たちは、何か支えることをしたいと「あさがおの会」を2003年に作った。写真撮影を趣味にした滋さんは、めぐみさんが結婚するときに持たそうと、多くのスナップを撮ってきた。だが、北朝鮮による拉致で、その時間はわずか13年で断ち切られてしまった。「あさがおの会」は、2005年から全国で「横田滋写真展」を開いてきた。東京の日本橋にある高島屋はとくに熱心で、この8月2日から14日までの会期で写真展が開かれている。事件はそこで起こった。

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)