メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.921≪2022年 数1A 第4問≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.921        ≪2022年 数1A 第4問≫     2023/8/11 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2022年共通テスト数1Aより 第4問 (1) 5^4=625を2^4で割ったときの余りは1に等しい。このことを用いると、 不定方程式   5^4・x-2^4・y=1 ……{1} の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは   x=[ア],y=[イウ] であることがわかる。  また、{1}の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは   x=[エオ],y=[カキク] である。 (2) 次に、625^2を5^5で割ったときの余りと、2^5で割ったときの余りに ついて考えてみよう。  まず   625^2=5^[ケ] であり、また、m=[イウ]とすると   625^2=2^[ケ]・m^2+2^[コ]・m+1 である。これらより、625^2を5^5で割ったときの余りと、2^5で割ったときの 余りがわかる。 (3) (2)の考察は、不定方程式   5^5・x-2^5・y=1 ……{2} の整数解を調べるために利用できる。  x,yを{2}の整数解とする。5^5・xは5^5の倍数であり、2^5で割ったときの 余りは1となる。よって、(2)により、5^5・x-625^2は5^5でも2^5でも 割り切れる。5^5と2^5は互いに素なので、5^5・x-625^2は5^5・2^5の 倍数である。  このことから、{2}の整数解のうち、xが3桁の正の整数で最小になるのは   x=[サシス],y=[セソタチツ] であることがわかる。 (4) 11^4を2^4で割ったときの余りは1に等しい。不定方程式   11^5・x-2^5・y=1の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは   x=[テト],y=[ナニヌネノ] である。 ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
  • 2021年からスタートした共通テスト。数学にも読解力が求められる時代になりました。数学の著書多数、大学入試指導歴25年の著者が、イメージ重視かつ論理的に解説します。家庭教師の生徒さんからも「これだけ詳しい説明ならわかります!」と好評です。 2次関数、三角比、確率、命題と集合、軌跡と領域、指数対数、三角関数、微分積分、数列、ベクトルなど。
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎週 火・金曜日