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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第633号(2023/8/13) 米銀格下げや中国でのデフレ気味の動きで、株安方向、日本株は中国からの観光客増期待が支え/株価傾向は下向き
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
9/16(土)札幌(3/25)
9/23(土、祝)葛西(6/20)
9/30(土)高岡(4/25)
10/7(土)名古屋(6/25)
10/14(土)福岡(3/20)
10/21(土)浅草(11/20)(残席:9)
10/28(土)大阪(3/18)
9~10月の設定では、会場の都合で、東京浜松町、横浜でのセミナーはありません。何とぞご容赦ください。
ウェブセミナーも、開催を検討しています。日時が決まり次第、お知らせします。
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。
☆過ぎし花~先週(8/7~8/11)の世界経済・市場を振り返って
<米銀格下げや米国国債の入札不調、中国のデフレ気味の動きで、株価の頭が抑えられた、ただし日本株は円安や中国からの観光客増が支え、円安の進行は投機的で持続性に懐疑>
(まとめ)
先週の世界株価は、米国中心に頭が重い展開となりました。悪材料としては、8/7(月)に格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービス(以下「ムーディーズ」)が、米国の中堅・中小銀行の格付けを引き下げたことが挙げられます。また、注目された7月分の米CPI(消費者物価指数)前年比(8/10(木)発表)は事前予想よりごくわずかながら低く、それを大きく取り上げて株価指数が上走る局面があったものの、同日の30年国債入札が不調だったことも、株価を圧迫する展開となりました。
そうしたなか、日本株については、円安の進行(ただし円安が今後も進行するかどうかについては、筆者は懐疑的)や中国からの訪日団体観光客増の期待などから、他国株に比べ堅調に推移しました。
(詳細)
先週の世界株価は、総じて頭が重い展開となりました。また為替市場では、円安が進行しました。今号のメールマガジンでは、まずそうした相場付きを、先週の騰落率ランキングで確認しましょう
先週の主要な株価指数の騰落率ランキング(現地通貨ベース)で、ベスト10は、
デンマーク
アルゼンチン
トルコ
ハンガリー
イスラエル
ノルウェー
エジプト
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