ドル円のポイント
おはようございます
実は先週はものすごいグロッキー状態でした。ともかく暑いので冷房を入れる、体が冷えすぎて具合が悪くなる、冷房を消すと頭が回転しない、ついでに自律神経がやられて「だるさ」が残る、の繰り返し。ともかく、冷暖房というのに私は苦手、ということを改めて思い知った1週間でした。その結果、週末には円高と記したのが円安、CPIは甘いというの見通しでしたがコンセンサスよりも下という散々な結果でした。短期的な見通しは外しているのですが、長期的な方針の変更はない、ということですが、申し訳ないことをしたな、と思っています。すいませんでした。いつもなら嘲笑や怒ってくれる周囲がお休みでいないので本当に寂しい・・・。怒られたい・・・、理解できない人は多数でしょうが、私はヘンタイのドMですので・・・ご理解のほどを(笑)
■まずはCPI
コンセンサスよりも下であったことは私には驚きでした。CRBや金利が上昇してもコンセンサスよりも低い、ということは予想以上にディスインフレが進行をしている、という状態です。では、インフレが解消するか、という問題が派生をしますが、この方針は変更がない、ということです。今は、ドル高によって、そのインフレが調整されているだけの話であり、通貨の強弱によってインフレは発生する、という考えは変わりがありません。
どういうことか、といえば、インフレとか、デフレというのはフリードマンが言う「単なる貨幣現象」にすぎない、と考えているからです。コロナによって史上最大規模の金融緩和が行われ、その回収がちっとも進まない現状ではインフレが終息するわけがないでしょ、ということです。
つまりお金のバラマキすぎによってインフレが起こっているだけの話であり、通貨価値や金利状態を差し引いた株価や為替の価値というのはまだ上昇をしているだけの話です。お金をバラマキすぎたのですから株や不動産、資源価格は上下はあるものの、あがるでしょ、という、だけの話です。そのバラマキを日本もアメリカも現状辞める気がないでしょ、というだけの話です。お金の価値が下がれば、相対的に株や不動産、資源の価値は上昇する、という当たりまえのことを言っているだけの話です。
しかし、一番、大事なことは・・・。
今回のコンセンサス3.3、前回3.0、結果3.2という数字は、マーケットに関係している人、投資をしている人にとっては急速にディスインフレが進行しているという認識になりますが、世間で、インフレに普段から関心がない人たち、つまり世間は以下のグラフをみてどう思うか、の問題です。
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-inflation-cpi.png?s=cpi+yoy&v=202308101314V20230410
13か月間下がってきたCPI(インフレ率)が、反転上昇をした、ととらえるはずです。つまり、世間はまたインフレが進行をしている、と反応をするはずです。
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