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S018「サバキの術理は奥が深い!」

松宮康生の『最強格闘技解体新書』
最強格闘技解体新書・新章開始/ S018号 2023/08/14(月) ※前回日付が、8/14になっていましたが、8/7の間違いでした。 ※メルマガのバックナンバーはまぐまぐサイトから購入可能です S018「サバキの術理は奥が深い!」 ●「サバキの術理は奥が深い!」 サバキの技術は、実際に簡単なものではない。芦原先生は、第3冊目 の技術書を書く時に、サバキの術理を書くべきか?それとも基礎的 な技術について書くべきか?それを思案した時期があった。 多くの弟子に尋ねた。その結果「基礎」についての技術書を望む弟子 が多かったという事実があった。それが、第3冊目の「芦原空手3 誰に でもできる空手」になったわけだ。 技術書「誰にでもできる空手」とは、簡単にできそうな空手の印象を与 えるものだが、この本に書かれていることは、芦原空手におけるサバキ を実戦で使えるようになるための基本中の基本である。 この技術書は、すでに絶版になっているため、古書で手に入れるしか 仕方ないのだが、メルカリやヤフオクで簡単に入手できる。価格も最近 は、3000円から4000円くらいだ。元は、1200円くらいの本だから 3倍から4倍の値段になっているのだが、この本は買って損はない。 この本をしっかり学べば、基本は身につくと言っていいだろう。 実際、空手のカの字もしらない方が、この本だけで道場を作ったという 人もいるくらいだから、どれくらいこの本がていねいに書かれているか ということでもある。伝統派でもフルコン派でも関係なく学べる技術書。 しかし、基本は基本であり、サバキとは別物である。現在の芦原会館で 芦原先生のサバキをほんとうに継承している人間は、極めてすくないと 言っていいだろう。 先日、極真会館芦原道場のOBから「今ほんとうに芦原先生の術理をこれ ほど研究してるのは松宮さんしかおらんね」と言われた。確かに、私が芦原 先生と会ったのは、先生がまだ30代だったと思うし、先生の技をよく受け ていたからその感覚を身体が覚えているということなんだと思います。 これは、芦原先生のサバキに近いとかそうでないという判断が身体でわかる ので。例えば先輩のかけたサバキ技と芦原先生のサバキ技では、形が同じで あっても中身は全然別物なのです。 ※「サバキの深層」予約開始について 予約は間もなく始まります。準備ができるまで今しばらく お待ちください。 (つづく) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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