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2023年8月14日号「ChatGPTのPluginがいろいろあるので使おうとしているのですが、うまく使えません。思ったように動かないのですが」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年8月14日号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年8月14日号 ●赤羽雄二の視点:部下をきめ細かく育成する(その4)●今週の相談 ・ChatGPTのPluginがいろいろあるので使おうとしているのですが、うまく使えません。思ったように動かないのですが。 ・社長がのらりくらり言って辞めさせてくれません。相談できる人もいないし、社長がまともに取り合ってくれないので、この状況がもう半年以上続いています。 ・部下が仕事ができるのですが、思い通りにならないとすぐ感情的になったり威圧的になったりして問題を起こします。でも、結果は何とか出してくるので、前の上司も何も言えず、私も言えていません。どうやって彼にもったいないと伝えられるでしょう。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:部下をきめ細かく育成する(その4) 4.つぶれそうな部下を支える つぶれそうな時、限界の時、励まされてもつらいだけ できる部下でもつぶれそうになる時がある。初めて取り組む仕事で、慣れないことが多かったり、何とか必死になって回していてもメンバーの一人が突然機能しなくなったり、顧客側で大きなクレームが発生したりで本人のキャパを大きく超えてしまった時だ。 できる部下でもこういうことはあり、普段仕事ができるだけに余計に慌てていたりする。仕事があまりできない部下はしょっちゅうつぶれそうになっている。 そういう時、励まされてもつらいだけで、あまり助けにならない。戦闘意欲が十分高く、体力が残っていれば、激励の声でもう一踏ん張りできる場合もあるが、限界を超えている場合は、あまり役には立たない。わかっていてもできないから、つぶれそうになっているわけで、やる気や励ましが足りないからではない。 むしろ、そういう声が逆に負担になり、できない自分、ふがいない自分をもっと責めることになったりするので、限界を超えている場合は、それ以上、過剰に励ましたりしないほうがよい。 目安は、何をやるべきかわかっていても限界を超えていてできていないのか、それとも、悪循環に陥っていて何が何だかわからずやるべきこともできていないのかだ。前者の場合は上司が手を差し伸べて負荷を減らすとか、上司判断で一気に戦線を縮小するとか、引っかかっている人物をはずすよう動いて悩みを一気に削減するとか、負担を減らすための具体的な問題解決をすべきだ。 後者の場合は、当事者能力、判断能力をかなり失っているので具体的な改善策と改善ステップを示し、全面的に介入して救うことが先決だ。何とか遠隔で助言し、救おうとしても悪化を止めることはなかなかできない。さらに悪化して余計に面倒なことになるので、当事者能力を失っているとわかった瞬間に全面的に、そのサポートに入る。 もちろん、アウトプットイメージ作成アプローチを取っていれば、そもそもこういうことにならない。最初から最終形をイメージして共有しており、頻繁な進捗確認をし、できていない部分を上司が補って進めているので、限界を超えたり、悪循環に陥ったりすることがほとんどない。 一度崩れてしまうと、本人にも大変なダメージがあるし、上司は自分の仕事を置いて救わなければならないし、本来出すべき成果はかなりまずいレベルで終わるので、何重にも大変なことになる。ぜひともアウトプットイメージ作成アプローチに本気で取り組み、こういう状況を起こさないようにしていただきたい。 つぶれそうになる前に負荷を減らす つぶれそうになった時、励ますだけでは挽回できないことが多いので、つぶれそうになる前に上司としては、さっさと救援に入り、最善手を打ちつつ、切り捨てられるものは切り捨て、後回しにできるものは後回しにして、最速で負荷を減らす。そうやって、悪循環を止め、挽回の手を打つ。そして、本人の負荷を大幅に減らし、できる範囲で取り組んでもらうようにする。 つぶれるぎりぎりまで行くと、心と体にダメージを受ける可能性があるし、そうなった場合は回復にも時間がかかるので、安全策を取るほうがよい。 ここで助けたら本人が成長しないという局面もなくはないが、限界を超えている場合は、つぶれるだけで、顧客等にも迷惑をかけ、誰のためにもならないので、上記のようにもっと手前で手を打つ。 こういう場合、最も経験を積んだ上司がさっと介入することが火消しにはいちばん役に立つ。他の部下を投入してその人の能力で対応できない場合は、さらに手遅れになり、挽回がより大変になる。

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  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
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