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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.922≪2022年 数2B 第5問≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.922          ≪2022年 数2B 第5問≫     2023/8/15 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2022年共通テスト数2Bより 第5問  平面上の点Oを中心とする半径1の円周上に、3点A,B,Cがあり、 →OA・→OB=-2/3および→OC=-→OAを満たすとする。tを 0<t<1を満たす実数とし、線分ABをt:(1-t)に内分する点をPとする。 また、直線OP上に点Qをとる。 (1) cos∠AOB=[アイ]/[ウ]である。  また、実数kを用いて、→OQ=k・→OPと表せる。したがって   →OQ=[エ]・→OA+[オ]・→OB ……{1}   →CQ=[カ]・→OA+[キ]・→OB となる。  →OAと→OPが垂直となるのは、t=[ク]/[ケ]のときである。 [エ]~[キ]の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。) ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ |{0} kt  {1} (k-kt)  {2} (kt+1)            | |{3} (kt-1)  {4} (k-kt+1)  {5} (k-kt-1)     | └――――――――――――――――――――――――――――――――――┘  以下、t≠[ク]/[ケ]とし、∠OCQが直角であるとする。 (2) ∠OCQが直角であることにより、(1)のkは   k=[コ]/([サ]t-[シ]) ……{2} となることがわかる。  平面から直線OAを除いた部分は、直線OAを境に二つの部分に分けられる。 そのうち、点Bを含む部分をD1,含まない部分をD2とする。また、平面から 直線OBを除いた部分は、直線OBを境に二つの部分に分けられる。そのうち、 点Aを含む部分をE1,含まない部分をE2とする。 ・0<t<[ク]/[ケ]ならば、点Qは[ス]。 ・[ク]/[ケ]<t<1ならば、点Qは[セ]。 [ス],[セ]の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。) ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ | {0} D1に含まれ、かつE1に含まれる                | | {1} D1に含まれ、かつE2に含まれる                | | {2} D2に含まれ、かつE1に含まれる                | | {3} D2に含まれ、かつE2に含まれる                | └――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ (3) 太郎さんと花子さんは、点Pの位置と|→OQ|の関係について考えている。  t=1/2のとき、{1}と{2}により、|→OQ|=√[ソ]とわかる。 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐ |太郎:t≠1/2のときにも、|→OQ|=√[ソ]となる場合があるかな。 | |花子:|→OQ|をtを用いて表して、|→OQ|=√[ソ]を満たすtの値に | |   ついて考えればいいと思うよ。                 | |太郎:計算が大変そうだね。                     | |花子:直線OAに関して、t=1/2のときの点Qと対象な点をRとしたら| |   |→OR|=√[ソ]となるよ。                  | |太郎:→ORを→OAと→OBを用いて表すことができれば、tの値が求め| |   られそうだね。                        | └――――――――――――――――――――――――――――――――――┘  直線OAに関して、t=1/2のときの点Qと対象な点をRとすると   →CR=[タ]・→CQ      =[チ]・→OA+[ツ]・→OB となる。  t≠1/2のとき、|→OQ|=√[ソ]となるtの値は[テ]/[ト]である。 ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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  • 【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
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