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貞子第二メルマガ:中国経済大崩壊がとうとう始まった!!!~「日本の失われた30年」よりもっとひどくなる中国経済~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/08/15
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いよいよ中国経済の大崩壊が白日の下に晒され(さらされ)始め ました。いよいよ「灰色のサイ」が暴走を始めたのです。 一部のエコノミストからは、長らく「不動産バブルの崩壊で中国 はかつての日本経済のように『失われた時代』に突入するだろう」 と言われていました。が、アメリカ経済学者のポールクルーグマ ンは「中国はかつての日本経済のようにはならない。もっとひど い状態に陥るだろう」と警鐘を鳴らしています。 その「中国不動産バブルの崩壊」がこの夏碧桂園(カントリーガー デン)の破綻にまで波及しています。 中国にはバランスシートの概念がないので、はっきりしたことは 分りませんが、一説には碧桂園は日本円にして30兆円近い債務 超過に陥っていると指摘されています。実際の債務超過はもっと 大きいでしょう。 さて、中国の不動産バブルは、日本の不動産バブルとは違った形 で生成されました。日本の不動産バブルにはまがりなりにも「土 地」という実態のあるものが裏付けられていました。 ところが、中国の不動産バブルでは、裏付けとなる実態がなく、 「土地の70年間の期限付き使用権」という「紙切れ」の取引でし た。中国では、「紙切れ」だけがどこまでも価格が上昇してバブル を形成していたのです。 さらに中国不動産バブル崩壊は、西側とは異なった崩壊の仕方を しています。政策当局が「住宅価格は暴落していない」と主張すれ ば、住宅価格はたいして暴落しません。「その不動産開発会社は破 綻していない」と主張すれば、「破綻していない」ことになります。 その代わり、中国国内不動産販売の件数や総額が急速に冷え込ん でゆきます。買い手がいなくなるからです。 中国国家統計局によれば、住宅の売上総額は2022年は前年比 26.7%減とのこと。実態がもっと大きいでしょう。 これは、もはやマクロ的な経済の大崩壊の始まりかも知れません。 今の中国経済はものすごい勢いでシュリンク(収縮、減速)してい ると予想されます。 「共同富裕」ならに「共同貧困」を掲げる習近平は、「金の卵を生 む元気な民間企業」を虐めぬいています。 小手先の金融緩和や追加の財政出動などでは、もはや中国経済の シュリンクは止められないでしょう。 中国経済はまだまだ数年は生き延びられるかもしれませんが、中 国経済の夜明けは訪れないでしょう。

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