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小林よしのりライジング 477号「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」(1/2)

小林よしのりライジング
「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、メールマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。 (毎週火曜日発行) 第477号 2023.8.15発行 『男色文化は明治をどのように生き延びたか?』 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…ジャニーズ問題は、単なるひとつの時事問題では済まないものになった。 これは日本古来の文化・民俗性に関わる重大なものであり、今後もライジングでは連続して取り上げていくことにする。 キリスト教文化圏は、性に対して極めて厳格である。 日本では、性に対して限りなく寛容である。 キリスト教文化と日本文化の感覚の差は埋めがたいほど大きい。 日本は遥か昔から男色文化が盛んだったが、明治政府は西欧の価値観に合わせて「文明国」の仲間入りをするために、男性同士の性交を禁ずる法律をも制定したというところまでは、前回述べた。 ではその明治を男色文化はどのように生き延びたのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…経済産業省に勤め、女性として生活している50代のトランスジェンダーの職員が、職場の女性用トイレの使用を制限されているのは不当だとして国を訴えていた裁判で、最高裁が「トイレの使用制限を認めた国の対応は違法」との判決を下した。 判決は「国としてトランスジェンダーに対して、一律にこうあれ」と規則を下したものではなく、TPOによって解決法はさまざまであり、何よりもまずは社会全体での議論を喚起したいという大きなテーマがこめられているのだった。 ところが、この判決に対して、猛然と異を唱える雑誌がある。 今号の『月刊正論』特集「性は多様にあらず」、その筆頭論文は、八木秀次の『最高裁トイレ判決は社会分断の序曲』である。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…日本にカジノができることに関してはどう思う?竹田恒泰氏のスラップ訴訟、その後なにか連絡はあった?「おぼっちゃまくん」の主人公の茶魔は性転換していた!?夏のこの時期、先生の最も快適な寝方とは?左翼フェミらは「女性の味方」では全然ないのでは?旧統一教会報道がアッと言う間に下火になった裏には何かあると思うのは勘繰り過ぎ?「24時間テレビ」は続いた方が良いと思う?『どとーの愛』は小学生男子に読ませても大丈夫?気の合わない人こそ自分の周りに集めるべき?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第506回「男色文化は明治をどのように生き延びたか?」 2. しゃべらせてクリ!・第433回「貧ぼっちゃまの告白にみんなで落涙!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第300回「差別したい八木秀次の経産省トランスジェンダー叩き」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記

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