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<Vol.1362号:BRICSデジタル通貨と、
世界の通貨がデジタル化されることの意味>
2023年8月16日:通貨のデジタル化とは、一体なにか?
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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昨日は、終戦の8月15日でした。78年前であり、8.15のシンボルには、何の感慨もわきません。
ウクライナ終戦はいつかが気になります。
いつものように、プロバガンダのメディアとは違う少数派ですが、軍事関係者は、「23年の秋には、勝者を決めない停戦」になるという見方があり、たぶんそうかな、と思っています。
6月に始まったウクライナの反転攻勢は、ダメだったからです(メディアは、効果があると言っています)
メディアの反対を、事実と考えればいい。新聞の縮刷版の記録を読むと戦争中は最後まで、「1億が火の玉になった日本軍は優勢、米国は物量で堕落していて劣勢だ。いざ、本土決戦へ!」と勇ましい文字で書いていた朝日新聞と同じです。
朝鮮戦争(1950-53)が、勝者を決めない、北緯38度線での停戦でした。70年後も、未だに、公式には終戦していない。
北と南は、戦争状態。このために、北がミサイルを止(や)むことなく撃つのかも知れません。
*
南アのヨハネスブルグでの、金ペッグとされBRICS国際通貨の会議が、来週の8月23日から24日に迫りました。
1944年に、金兌換(だかん)のドル基軸通貨の体制を決めたブレトンウッズからは79年ぶりの、「裏会議」。
BRICS通貨に、産油国(23カ国)が加わるのが、重大な点です。
1971年に金兌換を停止し、ブレトンウッズ体制が崩壊したあとの、信用通貨のドル基軸体制は、
・1973年の石油が8倍の高騰した経済危機のときから、
・キッシンジャーがペトロダラーにすることで、基軸通貨としての信用を維持して、50年が経ちました。
原油を買うには、貿易黒字から貯めたドル準備が必要です。
これが、外貨準備:日本は1.2兆ドル、中国は3.4兆ドル、ロシアが6000億ドル・・・。
◎米国以外の世界が、貿易に使う外貨準備(12兆ドル:1680兆円)を貯めるための、「ドル買いの超過」こそが、
・ドルの超過需要を生み、
・ドルのレートを、米国経済の実力より高く保つことにより、
・金というアンカーのない信用通貨の、ドル基軸通貨の体制が、50年も、続くことができたのです。
ドルの超過買いを支えた根底にあったことは、産油国(23カ国)の原油はドルで売るという「ペトロダラー制」でした。
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