変わる米中「新冷戦」

変わる米中「新冷戦」 　米国のバイデン大統領は今月10日、中国経済について「時限爆弾」と評し、警戒感を強めました。ホワイトハウス国家安全保障会議のガービー報道官は、中国経済の悪化が国内の緊張を高め、これが中国の対外戦略にも影響しかねないと警戒しています。米国が進めようとしている米中「新冷戦」の形が変わる可能性を示唆しています。 「中国のインフラ融資を米国が肩代わり?」 　先のガービー報道官は、同時に中国の「危険な」インフラ融資に代わるものを米国が提供する必要性を訴えています。バイデン大統領、ガービー安全保障担当報道官の発言からは、明らかに中国経済に対する米国の姿勢が変わっていることを示唆しています。