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◇◆GELマガ Vol.627◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.須貝英大が感じた温かい後押し
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/【コラム】
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鹿島アントラーズに移籍してきたばかりの須貝英大にとって、コンサドーレ札幌
戦で開始12秒でゴールが決まったことは緊張感を解くには十分すぎる好要因だ
った。
「やっぱり鹿島って勝たなきゃいけない。自分自身もどういうプレーヤーかって
いうのをサポーターの皆さんに見せる最初の場所でもあったし、やっぱそこの最
初の印象は一番大事。そういった部分もろもろがあった。自分は常に緊張するタ
イプなんですけど、甲府時代も全然緊張してたし、その緊張感はあったんですけ
ど周りの人がやりやすいようにやってくれたり、最初の12秒先制点っていうのも
、あったんで、その後は本当に緊張感なくやれました」
点を取ったのが試合前から自身を気にかけてくれていた同サイドの樋口雄太だっ
たことも、気持ちが乗る要因だったかもしれない。
しかし、須貝に声をかけたのは樋口だけではなかったという。
「まわりも声をかけてくれて『カバーするからどんどんやれ』ってナオくんも言
ってくれた。『守備はするからどんどん自分の良さを出して』と言ってくれた。
源くんも『思い切ってやっていいよ』と声をかけてくれた。」
植田直通に昌子源。鹿島の中心選手である彼らから声をかけられたことで、須貝
はずいぶん落ち着いて試合に入ることができたという。
ただ、それ以上に影響を与えた声があった。サポーターからかけられた声援だ。
「スタジアムに入って、試合まではめっちゃ緊張したんですけど、いざグランド
入ったらこんなに後押ししてくれてるから大丈夫だな、と思いました。それも結
構大きかったと思います。『来てくれてありがとう』という声も聞こえたし、『
頑張れよ』っていう声も聞こえました。もちろん、それまでの練習でしっかり準
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