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政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(下)/有田芳生の「酔醒漫録」第33号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第33号 2023/8/18 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」──政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(下) 2・「酔醒漫録」──8月11日~8月17日 (中原中也と野坂昭如、「赤ひげ」医師に驚く、『ジャニーズと僕』そして北公次など) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──政府高官ヤジ問題に潜む拉致問題の焦点(下) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼このメルマガが政府の情報関係者たちの関心を呼ぶとは思わなかった。「読みたい」という単純なレベルだけではなかった。「どこから漏れたのか」も関心のひとつだった。縦割り行政ゆえに、岸田政権で拉致問題がどう動いているのかを知りたかったのだろう。私は2010年に参議院議員になってから、昨年までの12年間、拉致問題を中心に日朝関係について持続して調査し、必要もあって2回(2012年、15年)訪朝している。最初の訪朝はビザなしだったので、民主党政権や朝鮮総連が大騒ぎをしたのだが、自己利益などではなく、明確な課題があり行動が必要なときには、批判や攻撃などを恐れてはいなかった。念のために書いておくが、……

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)