目次
1.微熱の毎日
2.お知らせ
・・・・・・・・・・・・
1.微熱の毎日
このコーナーでは時に熱を持って、時には平熱でコラム、日記、雑文等々お届けします。
************************
真夏のタイムスリップ
************************
暑さと激しい雨との繰り返しで
最近の夏は楽しむ余裕がなくなって
ただじっと過ぎ去るのを待つようになってしまった。
夏が終わる前に
駄菓子屋の前のベンチに座って
サザンを聴きながら
ラムネを飲んだりとかさ、
そういうことがしたい!
・・・・・・・・・・・・
真夏のタイムスリップ
今でも思い出す夏休みの光景は
古臭い化粧品屋の前にある朝のバス停。
お店は西向きに立っていて
さらにはすすけたビニールのひさしが張り出していたので
日に当たることなくバスを待つことができた。
日向と影が濃いコントラストを作るよく晴れた朝。
私はひとりでぼんやりバスを待っていて、
多分小学四年生。
いや五年生だったかもしれない。
スイミングスクールへ行くには
家から徒歩で7、8分のバス停まで行って乗車し
5分程度で下車して交差点を渡り
このバス停から別の路線へ乗り換える必要があった。
すぐにバスが来てくれればよいのだが15分、20分待たされたのを覚えている。
夏休みの間はほとんど毎日こうしている。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)