[発想源]6861：あえてやらない企画力　(Sp993-2/2)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【ビジネス発想源 Special】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2023/08/19　 Magazine by M.Hironaka ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ビジネス発想源 Special』第993号、 第2部です。第1部と併せてご活用下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今週の「不平不満発想源」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日頃の生活で感じる、不平・不満・怒りには、 新商品や新企画のヒントがいっぱい！ ───────────────────── 【第43回】「自分ならこうする」は要らない！ 映画や漫画などのエンタメ作品は、 ネットのクチコミサイトなどで、 酷評をされることがよくあります。 そういうクチコミサイトでの 低評価を見ると、 ものすごいマニアのような人が、 「この終わり方は全然面白くない。 　私だったらこのようにする。 　主人公がこのように動いて、 　結局はこのようになるという話。 　できればこういうことも加える。 　いかがだろうか？」 などと、自分が考えたストーリーを 長々と書いていたりします。 これを見て、 「確かに、それだったら面白そうだ！ 　そういう風にしたらいいのに！」 と思ったことが、一度もありません。 本当に、たった一度もないのです。 確かにその作品は 自分も面白くなかったなあと思っても、 その低評価レビューに書かれている