メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第146号後編「贔屓の野球チームに感情移入し過ぎる問題」」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.145 2023/08/22発行 *========*========*=======*=======* 4 大人の放課後相談室 Q 贔屓のプロ野球チームにのめり込みすぎて毎日ツライ 我が家は、WBCの影響もあって今年はプロ野球にはまっています。家のテレビでは、ほぼ毎日、プロ野球の贔屓チームの試合が流れています。その結果、贔屓チームの野球観戦が日課になりました。 勝てばいいのですが、負けると感情移入し過ぎて本当にツライです。特に7月末から8月頭は、勝ちきれない日が続き、選手の辛そうな顔も相まって、我が事のようにキツかったです。 贔屓チームが与えてくれる幸福もありますが、負けが込むとダメージも大きくなるので、どうしたものかと悩んでいます。 (神奈川県/38歳/男性) A プロ野球観戦のプロ?に学んで、負け試合も達観して楽しむ or 全チーム横断で贔屓の選手を見つけて楽しむ おお、素晴らしい。それほどのめり込めるご贔屓のチームがあって幸せですね。 私は「巨人の星」世代(古っ!)なので、王、長島が活躍していた黄金期の巨人ファンでした。小学校のクラスは巨人ファンと阪神ファンに二分されていて、盛り上がったものであります。 しかし、今となっては、ご贔屓のチームもないので、そうした楽しみ方もできなくなってしまいました。 最近、甲子園に滅多に出ない母校が出て勝ち進んだので、久しぶりにご贔屓チームを熱烈する応援気分を味わえました。しかし、一方的に勝ち始めてしまうと、逆に相手校の選手が可愛そうに思えてきたりもします。歳を取って涙もろくなるって、なんだか嬉しいような悲しいような。 さて、それでは、ご贔屓チームがいなくなって久しい私の代わりに、プロ野球を観るのが未だに大好きな達人的友人たちの楽しみ方を、2例ほどご紹介いたしましょう。 ■通な楽しみ方1:負けて当たり前と達観して楽しむ あえてどこのチームとは言いませんが、私の友人には弱いチームを贔屓にしている友人が何人かいます。(それぞれ別のチームですが) ある意味、腹の据わった人格者とも言える強靭なメンタルの持ち主だと、常々尊敬しております。ひょっとしたら、自虐的な趣味なのかとも思ったりしますが、実はそうでもないようです。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
  • 21世紀の世界は驚きに満ちています。 海外はロンドンの片田舎から、シンガポールの怪しいマーケットまで。国内は美術館・コンサート・グルメ天国の東京から、ツアーガイドに載らない日本の秘境まで。DEEPな旅へと写真付きでご案内。 ネットはサブスク天国となり、古今東西のA級C級映画・アニメから伝説のライブまで、みんなで観たいものだらけ。経営者向けの講演や大学での授業、新聞連載やSNSでは紹介できないオモシロ怪しい超雑学的コンテンツをご紹介します。 大人のなんでも人生相談も毎週実施中ですのでお気軽にご相談を!
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日・第4火曜日(祝祭日・年末年始を除く)