米金利の急騰
おはようございます
考えてみれば、私が大学生のころは吉野家ほど安くて美味しいチェーンはなかったような気がします。当時、並で250円程度だったと思いますが、現在は税込みで500円程度でしょう。私は18才なのですが(笑)、30年間かけてようやく値段が倍、になったという感じです。これが爆発的な値上がりととらえるか、安いととらえるのかは議論があると思います。この間、狂牛病の問題などもあり、一概には言えない、とは思いますが、諸外国と比較すれば緩慢、日本の周辺の物価と比較すれば急騰、ということになると思います。他と比較をしたがるのが人間の性とも言えますが、絶対的な価値観でいえば、中身が変わらないのに、値段は倍。給料が倍になっているのであれば納得できますが、そんなに変わっていないでしょう。どう考えても、世界一裕福な国なのに、実態は超貧乏国。おかしいよね、とは思います。貧乏国の意味は、給料変わっていないのに、牛丼が食事であれば貧乏でしょ。
世の中には不思議なことがいっぱいありますが、これこそ、本当に世界の七不思議、とか思っちゃう私はおかしいのでしょうか? 当然、一番、頭がおかしいのはおめぇ~だよ、というツッコミが周囲から入ります。お前の発想についていけないそうです。そんな難しいこと、ワイ、言っているのか? と思います・・・。
■米金利の急騰
まず、金利の専門家の文章を読みましたが、このアメリカ金利の急騰をきちんと説明している文章がまるで、ない、状態です。米金利の上昇を見込んで円安とか書いているのですが、そもそも米金利上昇の背景は何なのか? という説明は一切ない訳です。金利の構成要因は以前にも記したように、1.米国財政2.インフレ率3.政策金利になるのですが、ここまで急騰するような材料は一切なし、です。では、需給は、債券の供給が増えるので、金利の上昇はわかるのですが、ここまで急騰するような材料はなし。
となると内部要因になるわけですが、内部要因はディスインフレを最近まで議論をしていたわけですから、債券トレーダーは債券を買っていたわけです。まだ原油価格などをみているとインフレが続く可能性が出てきているわけですから、買っている債券をぶん投げている状態、といえば説明がつく、と思います。
このような説明をされる文章に出会ったわけですが、この説明が一番、しっくりくるわけです。でも、中身、データがないので、完全に納得するわけではありません。もし、これが、買い方の投げによる金利の急騰であれば、どこかで大急落をするはずですが、そこまで過熱しているようにも見えず。
https://pbs.twimg.com/media/F4F2WKCa0AAuR6T?format=png&name=small
2年債利回り推移になります。
3月の急落は金融不安、7月は債務上限の解決で急落をしているのです。材料があれば急落をするのはわかるのですが、今後、このような事件があるのかな、と思ったりもします。エバーグランデのチャプター15は材料ですが、反応しませんよね、ということです。
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