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Crazy Culture Guide Vol.366 4年ぶりにアメリカにやってきたぞの巻(その2)入国審査篇ほか

高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド!
これは全然体感的な話になってしまいますが、ロサンゼルスの空港はサン フランシスコその他の空港に比べて入国審査が厳しいという印象がありま す(アメリカ在住の人に聞いたところ、ロサンゼルスとニューヨークの JFK空港はどちらもアメリカの「東西の門番」という意識が高いらしく、 そのため入国審査も厳しいんだそうです)。入国審査、というのは職務質 問にも似て、要は「自分が権力の前に潜在的な犯罪者として取り扱われ る」シーンなのでいつも緊張するし、なかなかイヤなものですが、ぼくが 心がけているのは一つだけ、「絶対に全部正直にしておく」ということに 尽きます。入国審査官やお巡りさんは対峙する相手を潜在的な犯罪者と考 えるようしつけられているわけですが、そういう人たちが一番敏感に反応 することの一つが「整合性があるかどうか」すなわち矛盾のあるなしだか らです。だからすごく小さなことでも矛盾があったり整合性が損なわれた と相手が感じるとむちゃんこまずいわけです。小さな矛盾があると、その 瞬間にあなたは相手にとって「潜在的な犯罪者あるいはまったく無害な一 般人」から「限りなく犯罪者に近い怪しいやつ」に格上げ(格下げ?)さ れてしまいます。これはどうしても避けたい事態です。

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