「体と心のセックス・ライフ」Section-970『シン・セックスの仕方（１）〈ペニスを鍛える〉』

　古いバックナンバーに、いろいろな体位について解説したりしたのだが、某 監督の映画に便乗して「シン」として、今一度セックスについて考えよう…… という意図の企画。 ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　★　体と心のセックス・ライフ　★　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　≪　Section　９７０　≫ 　　　　　　『シン・セックスの仕方（１）〈ペニスを鍛える〉』 　　　　　　　　　　　 ……　2023/8/26号　…… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ 　きっかけは、みんなと雑談していて、文哉がいったことだった。 「僕は初体験するまで、セックスの仕方なんて、詳しくは知らなかったんです よ。ペニスを彼女に入れるといっても、ヴァギナを見たこともなかったから、 どこに入れるのかもわからなかった。 　女の裸は、絵理が初めてだったし、絵理がリードしてくれたからなんとかな ったけど、そうじゃなかったら上手くできなかったと思う」 　拓己が相づちを打っていう。 「そうそう。僕とナナは、互いに初体験だったから、けっこう戸惑った。なん となくは知ってたけど、実体験がないから、これでいいのかって不安だった。 その頃は早漏だったから、なんとか挿入した途端に射精してしまった。あんな に早く射精しちゃうと、男としては気まずかった」 　文哉が続ける。 「僕はセックスの前に初フェラだったけど、１分ももたずに射精でしたよ。オ ナニーではそんなに早く射精はしないのに、フェラでは秒落ち。フェラの知識 もあまりなくて、絵理にフェラされて驚きの連続。あんなに気持ちいいのは初 めてでしたからね」 　女性陣も会話に加わる。 ●絵理「わたしも、初体験前はセックスの仕方は漠然としか知らなかったな。 トオルさんに全部おまかせだった。セックスもフェラも、トオルさんが１から 教えてくれた」 ●涼子「トオルさんが初体験だった組は、みんな同じよね。セックスの知識は ちょっぴりで、すべてはトオルさんに実技とともに教えられた。みんなの師匠 だよね」 ●春海「わたしと、涼子ちゃんと、麻由美ちゃんと、絵理ちゃんが、初体験組 だよね。あ、奈緒子さんもだけど、トオルの初体験が奈緒子さんだから、事情 が違う」 ●由貴「わたしもトオルさんと初体験したかった。うわー、元カレのことを思 い出したくない。ひどい初体験だったから」 ●奈緒子「トオルくんとの初体験は、まあまあうまくいった方だと思うわ。あ の当時としては、彼は性に関する知識が豊富だったのよ。いろいろと熱心に調 べていたのね。ペニスを鍛えることもしていたから、早漏ではなかったの。初 体験に備えて準備していたのね。そこが彼らしいところ」 ●ナナ「初体験は拓己だけど、ふたりでセックスに悩んでしまって、トオルさ んに相談した。わたしはオーガズムにイけなくて、拓己は早漏に自信をなくし かけていた。トオルさんとセックスして、初めてオーガズムを経験できたし、