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第283回 ビットコインの相場はこれから回復するのか?AIとブロックチェーンを組み合わせた不動産のプロジェクト その2
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▼今回の記事
ビットコインを中心とした暗号通貨の相場があいかわあず低調である。今後どうなるのか、さまざまな見方が出ている。これを紹介する。次に、メインテーマとして、AIとブロックチェーンを組み合わせた不動産のプロジェクトその2として、この分野で注目されているプロジェクトを複数紹介する。
▼低調なビットコイン
8月18日に相場が大きく下落した後、ビットコインを中心とした暗号通貨の相場の低迷が続いている。いまのところ、18日以前の相場水準に戻る気配はない。8月28日現在で、381万円前後で取引されている。これは過去5日間で0.31%の下落だ。
●FRBの利上げ観測
ビットコインの相場の低調な状態が続いている原因は複数あるが、そのうちのひとつは「FRB」の利上げ継続懸念である。
「米連邦準備制度理事会(FRB)」のジェローム・パウエル議長が8月26日、ワイオミング州ジャクソンホールでの講演でタカ派的な論調を示した後、ビットコインの価格は26,000ドル(約377万円)を割り込んだ。
パウエルは、「2%がインフレ目標であり、今後もそうあり続けるだろう。我々は、インフレ率を長期的にその水準まで低下させるために、十分に制限的な金融政策スタンスを達成し、維持することを約束する」と述べ、中央銀行がさらに金利を引き上げる用意があることを示唆した。そして、さらに次のように述べた。
「インフレが目標に向かって着実に下降していると確信できるまでは、制限的な水準で政策を維持するつもりだ」
この演説を受けて、ビットコインは25,942ドル(約376万円)まで下落し、過去24時間で1%下落した。ビットコインは主要株価指数とともにマイナスに転落した。
パウエル議長は、昨年の同イベントでの発言が市場の上昇を足踏みさせ、12ヵ月に及ぶ金融引き締めをスタートさせたことを思い出させた。今年のスピーチは少し長くなるが、「メッセージは前回と同じだ」と述べた。そして、次のように述べ金利上昇の可能性に念を押した。
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