康芳夫、澁澤龍彦を語る「澁澤の『血と薔薇』にかける意気込みは相当なものでした」

---------- 2023.09.04発行 NO:0115 家畜人ヤプー倶楽部（家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫） 康芳夫、澁澤龍彦を語る「澁澤の『血と薔薇』にかける意気込みは相当なものでした」 毎月 第1月曜日（祝祭日・年末年始を除く）発行 ---------- https://yapou.club/ -- ◆家畜人ヤプー 昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。 マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。 出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 －－－ ◆康芳夫、澁澤龍彦を語る（3） それで結局編集長は澁澤が選んできた人間に落ちついて、澁澤としては作業の しやすい環境ができて良かった。だけど立花君は言ってみればクビになったわ けだから、後味のいい話ではなかったね。