白書よ、お前もか
内閣府は8月29日に今年度の「経済財政白書」を公表しました。ここには政府の物価に対する偏向が見られる点が気がかりです。日銀だけでなく、政府も一緒になって「物価が上昇を続けることが望ましい」との認識のもと、個人の声を無視した物価対応がとられそうです。
「物価高推進は日銀だけではなかった」
日銀の植田総裁が、6月にポルトガルで行われたECBフォーラムに続いて、8月26日にジャクソンホールのシンポジウムでも、日本の基調インフレはまだ目標に達していないので、金融緩和を続けるとの姿勢を繰り返しました。海外の目からはインフレが進んでいるのになぜ、と奇異の目で見られています。
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