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米国主導の「日米韓首脳会談合意」が日本にもたらす「7つの大被害」

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
以前このメルマガで、 『岸田文雄氏はキャンプデービットでの「日米韓首脳会議」で、大統領のあらゆる要求をホイホイ受け入れ「売国約束」を確約しまくって帰ってくる疑義が超濃厚です。』 という記事を、岸田首相がこのアメリカでの首脳会談に到着する直前に配信いたしました。 (https://foomii.com/00178/20230818083254112906) その記事では、岸田首相が「欲しいもの」は、ただ単に、 「キャンプデービッドに、バイデン大統領が『初めて』招く客として赴き、そして、『初めて』単独で開催される日米韓会議を行い、それらの『初めての事をやった』という事実を内外にアピールするという事」 である一方、バイデン大統領が(日本から)「欲しいもの」は、 「交渉を通して、日本にアメリカがやらせたいことを『やります』と言わせること」 です。 こうした両国が(韓国も含めて、ですが)交渉をすれば、帰結は明白。 一方は、ただ単に交渉することが目的であり、もう一方がその交渉を通して利益を得ることなわけですから、交渉の勝敗を言うなら、前者が100%敗北し後者が100%勝利することになります。 だから、今回の交渉を通して、日本はアメリカから、むしり取られるだけむしり取られる事になるのです。日本はただ単に交渉している不利をすればそれで満足なのですから、別にアメリカから要求された事を全て飲んだとしても別に何も痛まないからです。 ホント馬鹿丸出しですが、絶対にそうなるだろう、と交渉直前に「予言」していたわけです。

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