雇用統計の解説

雇用統計の解説 おはようございます ようやくクソ暑い夏が終了だと思うのですが、9-10月も猛暑らしいです。暑いのが寒いのよりも苦手な角野。どーなっちまうのだろう、と思います。季節変化によって体調が変動する身になればまた対策を取らなければいけない・・・。おめぇ～の場合、あり余った体力を仕事ではなく遊びに使うから問題なんだよ、仕事につかえ、仕事しねぇーなら、くたばってろ、と、いつものようにお口が悪い、お下品な周囲(笑)。おめぇーほど口は悪くねぇーよ、と減らず口を叩くのも通常運転(笑)。 ■雇用統計 さて、パウエル議長が強いと強調する雇用統計になりました。通常ならきのう当たりから動かなくなるのですが、よく動いているね、というのが感想です。月末ということもあるとは思いますが・・・。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-non-farm-payrolls.png?s=nfp+tch&v=202308041250V20230410 コンセンサスは170K　先月は187Kになります。 ADPなども予想以下でしたので妥当な数字だとは思います。 雇用統計にはさまざな統計が反映されますが、個人的に注目しているのはきのうの失業保険申請者数のうちの長期失業者数です。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-continuing-jobless-claims.png?s=unitedstaconjobcla&v=202308311232V20230410 いつもいうように、長期失業者が増えると失業者数が増加、そして総雇用も減る傾向にあります。例年ですとこの時期は冬の大セールスの時期に備えて大きく雇用を企業は増やします。ところが長期失業者が増えてしまっているということは、夏に雇用するものを、夏前の雇用によって先取りしてしまっている可能性がある、ということです。たいていの場合、夏前に雇用してしまった場合、雇用しすぎた分を秋前から秋にかけて解雇をする、というのパターンです。