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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.927≪2021年第1日程 数2B 第1問[2]≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.927        ≪2021年第1日程 数2B 第1問[2]≫     2023/9/1 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2021年第1日程共通テスト数2Bより 第1問 [2] 二つの関数f(x)={2^x+2^(-x)}/2,g(x)={2^x-2^(-x)}/2について 考える。 (1) f(0)=[セ],g(0)=[ソ]である。また、f(x)は相加平均と相乗平均の 関係から、x=[タ]で最小値[チ]をとる。 g(x)=-2となるxの値はlog[2](√[ツ]-[テ])である。 (2) 次の{1}~{4}は、xにどのような値を代入してもつねに成り立つ。 f(-x)=[ト] ……{1} g(-x)=[ナ] ……{2} {f(x)}^2-{g(x)}^2=[ニ] ……{3} g(2x)=[ヌ]f(x)g(x) ……{4} [ト],[ナ]の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。) ―――――――――――――――――――――――――――――― |{0} f(x)  {1} -f(x)  {2} g(x)  {3} -g(x) | ―――――――――――――――――――――――――――――― (3) 花子さんと太郎さんは、f(x)とg(x)の性質について話している。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― |花子:{1}~{4}は三角関数の性質に似ているね。            | |太郎:三角関数の加法定理に類似した式(A)~(D)を考えてみたけど、つねに| |   成り立つ式はあるだろうか。                  | |花子:成り立たない式を見つけるために、式(A)~(D)のβに何か具体的な値| |   を代入して調べてみたらどうかな。               | ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ― 太郎さんが考えた式 ―――――――――――― |f(α-β)=f(α)g(β)+g(α)f(β) ……(A)| |f(α+β)=f(α)f(β)+g(α)g(β) ……(B)| |g(α-β)=f(α)f(β)+g(α)g(β) ……(C)| |g(α+β)=f(α)g(β)-g(α)f(β) ……(D)| ―――――――――――――――――――――――― (1), (2)で示されたことのいくつかを利用すると、式(A)~(D)のうち、[ネ]以外の 三つは成り立たないことがわかる。[ネ]は左辺と右辺をそれぞれ計算することに よって成り立つことが確かめられる。 [ネ]の解答群 ―――――――――――――――――――――― |{0} (A)  {1} (B)  {2} (C)  {3} (D) | ―――――――――――――――――――――― ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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  • 2021年からスタートした共通テスト。数学にも読解力が求められる時代になりました。数学の著書多数、大学入試指導歴25年の著者が、イメージ重視かつ論理的に解説します。家庭教師の生徒さんからも「これだけ詳しい説明ならわかります!」と好評です。 2次関数、三角比、確率、命題と集合、軌跡と領域、指数対数、三角関数、微分積分、数列、ベクトルなど。
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