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第409号/「社会保険倒産」「差押」が増えている

『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 by 吉田猫次郎
吉田猫次郎メールマガジン (「まぐまぐ」有料版0001370151) 『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 [第409号] 2023年9月2日配信 (毎月10日、20日、30日定期発行) [登録料金] 528円/月(消費税10%込み) (=1配信あたり税抜き160円) ============================================================= [もくじ] ・「社会保険の差押」 が増えている ・雑記 ------------------------------------------------------------- 「社会保険の差押」 が増えている 社会保険料の未納による差押が増えています。 それも、預金口座だけでなく、売掛金の差押をされて、また売掛先各社へ 調査の書類などが届いて、お金だけでなく信用までたちまち失い、 絶望的な状況に陥っている会社が本当に増えています。 約14-15万社がコロナ禍に社会保険料の猶予申請をしており、潜在的には これらの会社のほぼ全てが「社会保険倒産」の危機に瀕しているといっても 過言ではありません。 以下、順を追ってわかりやすく解説します。 【2020年~猶予制度】 2020年から、コロナの影響により厚生年金保険料等の納付が難しくなった場合の 猶予制度が特例として追加されました。 (日本年金機構 → https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2020/202003/20200304.html ) 猶予には「納付の猶予」と「換価の猶予」があります。 「納付の猶予」は読んで字の如くですが、 「換価」というのは、国税徴収関連の用語で、「差し押さえた財産を換価(売却・現金化)する」 といったような意味になります。つまり「換価の猶予」とは、差押を猶予するということを 意味します。 納付の猶予   → https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/nofu/20120330-02.html 換価の猶予  → https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/nofu/kankayuyo.html 尚、これは免除ではなく猶予です。 猶予期間が終われば、猶予してもらっていた分を納付しなければなりません。

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  • 倒産は自力で回避できます!あなたにも必ずできます!当メルマガでは、「自力」による倒産回避、企業再生、事業再生のノウハウを定期配信します。対象者は中小企業、零細企業、自営業。とりわけ、どこにも相談できずに悩んでいる小規模企業の社長さんを意識しています。  筆者は事業再生コンサルタント、作家、CTP認定事業再生士の吉田猫次郎。著書も多数出版していますが、本やブログとはまた違った、タイムリーかつ保存性の高い有益情報を満載!
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